『よくわかるiPhoneアプリ開発の教科書』
森巧尚・著
毎日コミュニケーションズ
2,940円
漠然としたタイトルの本ですね。その点はハッキリ言って失敗だと思います。
が、その内容はかなり有益ですよ。買って損のない本だと思います。
アプリケーションは下記の二つの側面に分けられますよね。
- 外見、つまりユーザインターフェイス
- 機能、つまりそのアプリ自身のはたらき
普通アプリ開発はコードをガリガリ書いておこなうわけですが、iOS アプリの場合、上記の一つめについてならコードでガリガリ書かなくても済ます方法があります。
Interface Builder なら、画面上にラベルやボタン、アラート、スライダー、スイッチなどの必要なパーツを配置する、という、視覚的かつ簡単なやり方で作ることができます。
この「Interface Builder を使えば、iPhone アプリの外面がこんなに簡単に作れますよ」という解説に特化したのがこの本です。
『シュルレアリスム展』
2011年4月17日(日)に行ったふたつめの展覧会は、六本木の国立新美術館で2011年2月9日(水)~5月15日(日)の会期でおこなわれている標記展覧会です(なお、上の写真は2011年2月12日、メディア芸術祭を見に行ったときに撮った写真です)。
『生誕100年 岡本太郎展』
2011年4月17日(日)は二つの展覧会を見てきました。
まずはひとつめ。
竹橋の東京国立近代美術館で、2011年3月8日(火)~5月8日(日)の会期でおこなわれている標記展覧会について。
『フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展』
2011年4月11日(月)は Bunkamura ザ・ミュージアムで標記展覧会を見てきました。
お目当てはもちろん、今回の冠油彩画である→。
17世紀オランダの画家フェルメールが描く現代アメリカの俳優リチャード・ギアですよ(現代日本の政治家小泉純一郎でも可)。
この時空を無視した豪華競演に我々はどのような感慨を抱けばよいというのか!
などという、つまらんボケは措いといて。
それにしてもリチャード・ギア(小泉純一郎でも可)にソックリなこの人は、顕微鏡の発明者レーウェンフックなんだとか。
地理学者が手をかけている、太陽の光を受けて眩しいくらいに真っ白になっている紙。
その手前に置かれた、暗い影になっている豪奢なゴブラン織りの布。
この光と陰のコントラストが良いなぁと思いました。
Gingerbreadman Map
生姜パン男! って何だよ? これもカオス写像のひとつです。それを描く漸化式は以下のようになります。
xn+1 = 1 - yn + |xn|
yn+1 = xn
見てのとおりとてもシンプルな式です。
そして今まで見てきた写像と決定的に異なる点がひとつあります。それはパラメータを持たない、ということ。
でもそれだと面白味に欠けるので、X座標計算をする要素 xn の絶対値に乗算するパラメータをひとつ設定して、以下の漸化式でコーディングしてみました。
xn+1 = 1 - yn + |xn| * a
yn+1 = xn
で、その結果が↓