F-site セミナー「迎春!スマートフォン&タブレット端末向けアプリ開発ことはじめ」

2011 / 01 / 29 by
Filed under: Coding の素 
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F-site セミナー「迎春!スマートフォン&タブレット端末向けアプリ開発ことはじめ」

F-site セミナー「迎春!スマートフォン&タブレット端末向けアプリ開発ことはじめ」

ってなわけで2011年1月29日(土)、何年かぶりかで参宮橋まで行って参りました。
最近、ActionScript よりも iPhone アプリの方が気になるワタクシといたしましては、iPhone アプリ関連の話がメインな今回のセミナー、是非とも聞かねば! というわけでして。
以下、ごくごく簡単なセミナーを受けての感想。

demo1「Interface Builderで作るiPhoneアプリ超入門」

iPhone アプリ制作過程のうち、Interface Builder の過程のみをクローズアップした解説。
かなり初歩的なお話だったようで、Mac は買ったが未だに Xcode は oF でしか起動していないワタクシにとって、とてもありがたい内容。
Xcode と Interface Builder は異なるプログラムなので、同時に起動しているときは、どちらのプログラムも変更をかけるごとに保存をすることがポイント、という説明を聞いて、その点に関しては、ひとつのプログラムで完了している Flash 統合開発環境に軍配があがるなぁ、と思いました。

demo2「Flashのスキルを基にしたiPhone/iPadアプリ制作のコツ」

かねてより深津(fladdict)さんは、iPhone アプリ作成やその後の売り込みの仕方などにおいて、ActionScript 開発者は、他言語開発者よりもアドバンテージが高いということを常々発言してらっしゃいましたが、その件についてのまとまったお話をうかがうことができました。
個人的に興味を惹いたのは、講義中にあった iPhone アプリの4分類(ユーティリティ型、ナビゲーション型、タブ型、没入型)と、質疑応答中にあった「iPhone アプリを有料で出すことのリスクとは?」という質問への受け答えにあった以下の2点。

ひとつめは、アプリは有料で出しても無料で出しても、苦情は来る。

ふたつめは、iOS がバージョンアップされたり、デバイスの新製品が出たときの対応。
無料アプリならそこで更地にできる、開発を中止するなり、新しい方にのみ対応させて古い方は無視するということができる。
しかし有料アプリはそうはいかない。新しいものに対応させるのはもちろんのこと、古い方も維持しなければならない。
新機能の追加などいろいろな状況によって変わってくるが、何世代前までフォローし続けるのかが難しい、とのことでした。

demo3「AIR for Android入門」

iPhone には興味ありますが、Android にはあまり興味がありません。
ですので、あまり気合いを入れずに聞いていたんですが、池田(clockmaker)さんによる、教則本的に整理されたその内容はとても分かりやすいもので、頭にスラスラ入ってきました。特に使用できる API の列挙の部分が自分としては勉強になりました。
ところで私の席の周りでは iPhone よりも Android についての話を聞きに来ていた人が多かったようです。それまではただ聞いているだけだった(居眠りもしてたっぽい)のに、demo3 になってから PC 起動、高速タイピングでメモ! な人が何人かいました。
まぁ Objective-C で iPhone アプリを作るより、Air で Android アプリ作る方が何十倍も簡単っぽいしなぁ、ということを ActionScript 使いの端くれとして私も感じましたが。

なお、それぞれの demo でどのようなことが話されたのか、ということは、整理の達人 @clockmaker 先生が tsuda ってるので、ハッシュタグ #fsite の付いた @clockmaker 先生のツイートを見てください。もちろんご本人の demo3 分はないですが。

さて今回のセミナーに参加する目的はもうひとつありまして、demo1 の講師、森さんが書かれた書籍「よくわかるiPhoneアプリ開発の教科書」の購入です。
本稿の冒頭の写真は私が購入したそれ。
定価 2,940円(税込)を 2,500円(税込)で30冊提供、そして、じゃんけん大会の賞品として無料で2冊提供とは、版元の毎日コミュニケーションズ様は実に太っ腹ですのう。

まだパラパラとしか見ていない状況ですが、挿絵がとても充実しているうえにフルカラーなのがステキ。
文章よりもイメージの方がはるかに理解の助けになるのは言うまでもないこと。この本は実に分かりやすそうで、これから読むのが楽しみですわ。

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