『平成22年度(第14回)文化庁メディア芸術祭』
2011年2月12日(土)、国立新美術館で2011年2月2日(水)~2月13日(日)の会期でおこなわれている標記展覧会に行ってきました。
今回のメディア芸術祭は、公式サイトで発表されていた入選作品がどれも自分の心には響いてこないものばかりだったので、あまり期待していなかったんですが、やっぱりいまいちでした。
以下、個別に記憶に残るものを徒然なるままに。
アート部門大賞の「Cycloïd-E」は実はちょっと期待していたんです。でも展示されていたのが模型のせいか(現物は前日までミッドタウンで展示されていたのは知っていましたが、体の調子が悪くて行けなかったのが悔やまれる)、何か期待外れ。現物もこんなに小さいの?
あと動作の面ですが、想像していたのは、モーターは規則正しく回転しているのに、つまりモーターにつながった第1の軸は普通に回転しているが、その第1軸に連結した第2軸、その第2軸に連結した第3軸…… と関節でつながった軸が、モーターから離れるほどランダムな動きをする、というものでした。
外的な圧力(モーター)に結びつけられた部分は強制的に秩序立った動きをさせられているが、圧力から離れるほど自由になれる、という文明批判的な文脈を勝手に幻視してしまったようです。
ゲゲゲの女房
NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」は第1回放送を観て、それ以降観るのをやめました。だってさー、NHK連続テレビ小説だから仕方ないとは思うけどさー、爽やか過ぎるでしょういくら何でも。
「ゲゲゲの女房」の原作本は読んでないけど、「のんのんばあとオレ」「ねぼけ人生」「ほんまにオレはアホやろか」といった水木先生の自伝を、昔から読んでいた者としては違和感ありまくり。そんなかなり釈然としない毎日を送っていた中、↑の映画『ゲゲゲの女房』予告編を観て、一気に心が晴れ渡りました。
REDLINE
一言で評すなら「画力がもったいないアニメ」ってところでしょう。
劇場版 機動戦士ガンダム00
うーん、全然覚えてなかったけど、いろいろ調べたらTVシリーズ中にエイリアンの登場が想定されていたんだね。でもガンダムでそれってどうなの? という釈然としない印象は残ったなぁ。
カラフル
何気にネタバレしてるっぽいんで、まだ観てない人は読まない方が無難です。
ラスト、主人公が気づいた自らの罪の内容ですが、ちょっと気づき方が唐突じゃあないですかねぇ。
なんじゃそりゃー!! って心の中で絶叫しましたよ。