『だまし絵Ⅱ ―進化するだまし絵―』

9月 24, 2014 by · Leave a Comment
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『だまし絵Ⅱ ―進化するだまし絵―』

『だまし絵Ⅱ ―進化するだまし絵―』

2014年9月19日(金)、Bunkamura ザ・ミュージアムで標記展覧会を観ました。会期は2014年8月9日(土)~10月5日(日)。

正直、アルチンボルド《司書》の豪華一点主義な展覧会だとばかり思っていましたが、なかなかどうして、よい意味で意表を突かれました。

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『江戸妖怪大図鑑(第3部 妖術使い編)』

9月 17, 2014 by · Leave a Comment
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『江戸妖怪大図鑑(第3部 妖術使い編)』

『江戸妖怪大図鑑(第3部 妖術使い編)』

2014年9月12日(金)、太田記念美術館で標記展覧会を観ました。

2014年7月1日(火)から3期に渡って開催されてきた本展覧会。化け物編幽霊編と続いて、今回は最終章・妖術使い編の話です。今期の開催期間は2014年8月30日(土)~9月25日(木)。

講談や読本、活劇等でおなじみの世間を鬧がす魔人・妖人が勢揃い。
妖怪大図鑑に妖術使いを含めるってのは、ちょっとどうかと思わないでもないですが、まぁ幻想世界のキャラクターってことで。

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『日本SF展 SFの国』

8月 14, 2014 by · Leave a Comment
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『日本SF展 SFの国』

『日本SF展 SFの国』

2014年8月12日(火)、世田谷文学館で標記展覧会を観ました。

当初、小説の1ジャンルとして海外から紹介され、瞬く間にあらゆる文芸に接続し、さらに映像やマンガをはじめとする隣接分野に浸透。そして文芸をはるかに超え、その影響は芸術や科学技術にまで拡散。今では思考法や哲学と呼ぶべき概念になったSF。

その日本SF黎明期に集ったSF作家第1世代、星新一、小松左京、筒井康隆の御三家をはじめとする綺羅星のごとき作家たちの息吹に触れることができるステキ展覧会。それがこの『日本SF展 SFの国』です。

「ボッコちゃん」や「おーい でてこーい」などの草稿!
「日本沈没」の原稿と「日本アパッチ族」の創作ノート!
同人誌「NULL」! うひょー!!

ってなぐあいで、日本SF第1世代の原稿、草稿、同人誌などに興奮してきました。

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『江戸妖怪大図鑑(第2部 幽霊編)』

8月 5, 2014 by · Leave a Comment
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『江戸妖怪大図鑑(第2部 幽霊編)』

『江戸妖怪大図鑑(第2部 幽霊編)』

2014年8月2日(土)、太田記念美術館で標記展覧会を観ました。

2014年7月1日(火)~9月25日(木)の会期でひと月ごとに主題を変えて、総展示替えがおこなわれるけっこう大規模な本展ですが、今回はその第2部の話。
なお、第2部の会期は8月1日(金)~26日(木)ですが、13日(水)までの第1期と14日(木)からの第2期に分割されています。

今回の構成は、以下のとおり細分化されています。

  • お岩
  • お菊
  • 小幡小平次
  • 浅倉当吾
  • 崇徳院
  • 平清盛と亡霊
  • 平家の亡霊たち
  • 清姫
  • 姑獲鳥
  • さまざまな幽霊
  • 地獄
  • 幽霊の見世物・人形
  • 驚く人々

幽霊なら「姑獲鳥」よりも「産女」表記の方がふさわしいのでは、とか、幽霊括りは違うのでは(本所七不思議之内「送撃拆おくりひょうしぎ」「置行堀」など)、とか、多少疑念これあり。

それはともかく。

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『江戸妖怪大図鑑(第1部 化け物編)』

7月 7, 2014 by · Leave a Comment
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『江戸妖怪大図鑑(第1部 化け物編)』

『江戸妖怪大図鑑(第1部 化け物編)』

2014年7月4日(金)は太田記念美術館で標記展覧会を観ました。

春はあけぼの、夏は化け物と言いますが、近年定着しつつある、妖怪変化をテーマとした夏の展覧会が今年も開催されます。浮世絵の殿堂、太田記念美術館で、期間は3か月にも渡り、全3部構成、展示点数269点にもおよぶ大規模なもの。

本展覧会は各部ごとに以下のようにカテゴライズされています。

第1部は「化け物」編。
会期は2014年7月1日(火)~7月27日(日)で、鬼、天狗、河童など妖怪が描かれたものが並びます。

第2部は「幽霊」編。
会期は2014年8月1日(金)~8月26日(火)で、四谷怪談のお岩さんや皿屋敷のお菊さんなど幽霊が描かれたものが並びます。

第3部は「妖術使い」編。
会期は8月30日(土)~9月25日(木)で、道人、妖人、仙人、忍者といった、奇妙な術を使う人々やその召喚獣(蝦蟇、大蛇、蛞蝓、蜘蛛など)が描かれたものが並びます。

浮世絵の始祖・菱川師宣から最後の浮世絵師・月岡芳年まで、時代的には1680年ごろから1890年あたりという、実に200年以上に渡る長い期間の間に描かれた作品群が一堂に会するとのこと。
太田記念美術館の本気がみなぎる展覧会ではないでしょうか。

で、今回はその第1部「化け物」編。

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