『フジタ、夢をみる手』

12月 16, 2014 by · Leave a Comment
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『フジタ、夢をみる手』

『フジタ、夢をみる手』

2014年10月27日(月)、12月12日(金)ポーラミュージアムアネックスで標記展覧会を観ました。

なんでも今年は当ギャラリーが入っているポーラ銀座ビルが5周年だそうで、とてつもない記念企画が催されてます。
当ギャラリーの本宅であるところの、箱根のポーラ美術館が所蔵するレオナール・フジタの作品がおよそ40点も展示されます。しかも無料だという。
眩暈をおこしそうな素晴らし過ぎる展覧会です。

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『ウィレム・デ・クーニング展』

12月 15, 2014 by · Leave a Comment
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『ウィレム・デ・クーニング展』

『ウィレム・デ・クーニング展』

2014年12月12日(金)、ブリヂストン美術館で標記展覧会を観ました。

デ・クーニングって名前は聞いてたけど、どのような作品を描いていた画家なのか不勉強で知りませんでした。
ジャクソン・ポロックと並ぶアクション・ペインティングの代表的作家であり、抽象表現主義の創始者の一人として20世紀美術史上、重要な画家である、ということを会場入口の序言で読み、居住まいを正しながら観ました(ちょっと大げさ)。

本展を観て感じたことは、色遣いが実にイイなぁってことです。
作品全体としてみると、もっと濁った色遣いの作品も数多くあるようですが、今回観たカラー作品は実に美しいです。
クリーム色や淡いピンク、オレンジ、黄などの基調色は、見ていて心が安らぎます。
そして補色になるライトグリーンや水色、青も実に爽快。

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『フェルディナント・ホドラー展』

11月 7, 2014 by · Leave a Comment
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『フェルディナント・ホドラー展』

『フェルディナント・ホドラー展』

2014年11月3日(月)、国立西洋美術館で標記展覧会を観ました。

第3章のリズミカルな絵画群は面白かったですね。やはり《オイリュトミー》が印象的。
ホドラーが編み出した「パラレリズム(平行主義)」というのは、なかなか興味深いですね。でもこの概念は、絵画よりも写真や映像向きだなぁと強く感じた次第。「パラレリズム(平行主義)」についての説明を読んで、まず思い起こしたのは、このユニクロの CM。

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『だまし絵Ⅱ ―進化するだまし絵―』

9月 24, 2014 by · Leave a Comment
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『だまし絵Ⅱ ―進化するだまし絵―』

『だまし絵Ⅱ ―進化するだまし絵―』

2014年9月19日(金)、Bunkamura ザ・ミュージアムで標記展覧会を観ました。会期は2014年8月9日(土)~10月5日(日)。

正直、アルチンボルド《司書》の豪華一点主義な展覧会だとばかり思っていましたが、なかなかどうして、よい意味で意表を突かれました。

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『種村季弘の眼 迷宮の美術家たち』

9月 16, 2014 by · Leave a Comment
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『種村季弘の眼 迷宮の美術家たち』

『種村季弘の眼 迷宮の美術家たち』

2014年9月12日(金)、板橋区立美術館で標記展覧会を観ました。

本展覧会は、澁澤龍彦と並んで、錬金術、魔術、吸血鬼、エロティシズム、アナクロニズム、ペテン師等、西洋文明の異端や暗黒面を日本に紹介した文学者・種村季弘の、直筆原稿や著書といった著述活動にかかわるアイテムや、彼が愛した美術作品を堪能できるものです。

澁澤龍彦と種村季弘。いずれも河出文庫にその著作が多く収録されています(ただし種村著作は多くが品切・重版未定)。
しかし、私、澁澤龍彦は文庫オリジナル編集もの以外はたいてい読みましたが、種村季弘は全然読んだことなくって、本展でその謦咳に触れる機会をいただいた次第。

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