Barnsley Fractal J2 & M2
Barnsley Fractal その第2弾。前回に倣ってジュリア型を "J2"、マンデルブロ型はオフィシャルどおり "M2" とします。
漸化式は以下のとおり。
Im[z * c] >= 0, zn+1 = c * (zn - 1)
Im[z * c] < 0, zn+1 = c * (zn + 1)
前回見た、"J1"、"M1" の漸化式と分岐条件のみが異なるだけのものです。
Im[z * c] ってのは「[]内の複素数の虚数部(Imaginary Number)」という意味の記号です。
前回の分岐条件は実数部でしたが、今回は虚数部というわけですね。
この漸化式も1つの式にできます。
zn+1 = c * (zn - sign(Im[z * c]))
そして、"J2" における複素数 c の値も同様に 0.6 + 1.1i が指定されているようです。
それぞれどのような図形になるのかというと以下、ジュリア型、マンデルブロ型の順に示します。
Barnsley Fractal J2 – wonderfl build flash online
Barnsley Fractal M2 – wonderfl build flash online
うーん、ジュリア型は面白いけど、マンデルブロ型はさらに萌えない形状になりましたねー。
参考
- Fraktály v počítačové grafice XXIV
- Fraktály v počítačové grafice XXV
- Creating Fractals(書籍)
- Fractals Everywhere: New Edition(書籍)
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