『オルセー美術館展 印象派の誕生 ―描くことの自由―』
2014年8月2日(土)、国立新美術館で標記展覧会を観ました。
会期は2014年7月9日(水)~10月20日(月)。
国立新美術館でオルセー美術館展というと、2010年にも開催されましたねぇ。
あんときはキャッチーな画家、キャッチーな作品が勢ぞろいで、ずいぶん混雑してました(『オルセー美術館展2010 ―ポスト印象派』会期:2010年5月26日(水)~8月16日(月))。
私も観に行きましたが、ルソー《蛇使いの女》が記憶に残っています。
『イメージの力 ―国立民族学博物館コレクションにさぐる』
2014年3月8日(土)、国立新美術館で標記展覧会を観ました。
「みんぱく」の愛称で知られる国立民族学博物館の収蔵品であるところの民族学的あるいは民俗学的資料の数々を、大阪に行かずとも六本木で観ることができるという。しかもその展示物が妖怪クラスタ的には見逃せないものであるらしいという。
そんなわけで、私としては割と会期早い時期に行ってきた次第。
『印象派を超えて ―点描の画家たち』
2013年11月14日(木)、国立新美術館で標記展覧会を観ました。
点描萌えのワタクシとしては、本展覧会がアナウンスされたときから、すっごい楽しみだったんですよねー。
「点描」をテーマにしたとき、どんな画家のどんな作品が展示されるのか、興味津々でした。
んで実際に鑑賞して思ったことは、「点描の画家たち」ってのは、ちょっとピンぼけなタイトルじゃないですかねぇ。
内容としては、筆触分割進化論とでも言いますか。印象派に始まる筆触分割技法の変遷の果てを構成主義に求めたもの。
英語タイトル “divisionism” そのままに「分割主義の系譜」とでもした方が、展覧会のコンセプトに沿ったものだったんじゃないですかねぇ
まぁ分割主義よりも点描の方が通りがよいとは思いますが、「点描」という言葉でモンドリアンまで括るのは(しかも展示作品が《コンポジション》)、ちょっと強引ではないでしょうか。でも目のつけどころとしては、なかなか興味深いものだと感じました。
『~文部科学省におけるアール・ブリュット作品展~ 心がカタチをもつとき』
2013年11月14日(木)、文部科学省情報ひろば展示室で開催されていた標記展覧会を、最終日に滑り込みで観てきました。
これは、文部科学省による障害者の芸術活動への支援を推進する取組の一つとして開催された展覧会とのこと。
ざっとチラシ(文化庁 報道発表資料)を流し見たところ、出品作家の名前に
会期は2013年10月2日(水)~11月14日(木)だったんですが、公官庁を会場にしている展覧会だからでしょう。土・日・祝日は休みというむごい仕打ち。こっちは平日仕事だっつーの。てなわけでなかなか行けずに最終日を迎えてしまった次第。
『アンドレアス・グルスキー展』
金曜日、国立新美術館は20時まで開館しています。閉館まで1時間弱の時間があったので、2013年7月5日(金)は『貴婦人と一角獣展』鑑賞後、標記展覧会も併せて鑑賞しました。会期は2013年7月3日(水)~9月16日(月)。
このまま国新美で本展を観るか、サントリー美術館に『谷文晁』展を観に行くか迷ったんですが、1時間弱で移動と鑑賞はキビシイかなぁ、と思えたので、本展を観たわけですが……
鑑賞料と費やした時間を考えると大失敗。
まぁチラシを見ていた段階で、自分の琴線に触れる展覧会ではなさそうだ、という予感はあったんで、がっかりすることは織り込み済み。そんなハードルの低さが、せめてもの救いか。