『~文部科学省におけるアール・ブリュット作品展~ 心がカタチをもつとき』

2013 / 11 / 15 by
Filed under: 展覧会日記 
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『~文部科学省におけるアール・ブリュット作品展~ 心がカタチをもつとき』

『~文部科学省におけるアール・ブリュット作品展~ 心がカタチをもつとき』

2013年11月14日(木)、文部科学省情報ひろば展示室で開催されていた標記展覧会を、最終日に滑り込みで観てきました。

これは、文部科学省による障害者の芸術活動への支援を推進する取組の一つとして開催された展覧会とのこと。
ざっとチラシ(文化庁 報道発表資料)を流し見たところ、出品作家の名前にすずき 万里絵まりえさんが挙がっているではないですか。これは見ておかないとなー、と開催前からチェックはしておりました。
会期は2013年10月2日(水)~11月14日(木)だったんですが、公官庁を会場にしている展覧会だからでしょう。土・日・祝日は休みというむごい仕打ち。こっちは平日仕事だっつーの。てなわけでなかなか行けずに最終日を迎えてしまった次第。

さて、日本のアール・ブリュット・シーンといえば、ボーダレス・アートミュージアムNO-MAですが、本展はそこの協力によるもの。
展示物はといえば、以前、関東圏では埼玉県立近代美術館で開催された凱旋展覧会『アール・ブリュット・ジャポネ展』で観たものばかり。
そういった点で、ちょっと物足りない気がしないでもないけれど、魲さんの作品を観ることができたので満足であります。
やっぱこの人のイマジネーションと造形力は完成度がすごい高いですよね。草間彌生を超える可能性を秘めてるんじゃないですかねぇ。

彼女以外では、やはり『アール・ブリュット・ジャポネ展』でおおいに衝撃を受けた舛次しゅうじ たかしさんの作品が並んでいました。
この人の絵は現状でもかなりスゴいと思うんですが、抽象度がアップすれば、21世紀の抽象画家として美術書に掲載されてもおかしくないんじゃないでしょうか。
マーク・ロスコを超える力を秘めてるんじゃないかと感じます。

まぁ『アール・ブリュット・ジャポネ展』を超える衝撃には出会えなかったんですが、繰り返しになりますが、魲、舛次のお二人の作品に再会できたので、良かった良かった。



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