『フェルディナント・ホドラー展』
2014年11月3日(月)、国立西洋美術館で標記展覧会を観ました。
第3章のリズミカルな絵画群は面白かったですね。やはり《オイリュトミー》が印象的。
ホドラーが編み出した「パラレリズム(平行主義)」というのは、なかなか興味深いですね。でもこの概念は、絵画よりも写真や映像向きだなぁと強く感じた次第。「パラレリズム(平行主義)」についての説明を読んで、まず思い起こしたのは、このユニクロの CM。
『私は見た:フランシスコ・デ・ゴヤの版画における夢と現実』
2014年7月20日(日)、国立西洋美術館の版画素描展示室で標記展覧会を観ました。
国立西洋美術館の版画素描展示室というと、我々を魅了してやまないイケてる企画展ばかりのステキ空間ですよね。
今回話題にするスペインの巨匠ゴヤの版画展は、2014年7月8日(火)~9月15日(月)の会期で開催されています。
『台北 國立故宮博物院-神品至宝-』
2014年6月28日(土)、日本の超絶技巧を堪能した後は、中国の超絶技巧を堪能するために東京国立博物館へ移動。その会期が2014年6月24日(火)~9月15日(月)だという、始まって間もない標記展覧会を鑑賞しました。
まずは、日本サイドの一部がやらかした失態を、寛い心で許してくださった台湾当局の方々に感謝!
で、展覧会の中身についてですが、書がけっこう多くて、書にあまり興味のない私といたしましては、ちょびっと残念。
『非日常からの呼び声 平野啓一郎が選ぶ西洋美術の名品』
2014年4月29日(火)、国立西洋美術館で標記展覧会を観ました。
本展は、地下2階の展示室が会場です。
国西美の企画展というと、ひとつの展覧会で、地下1階および2階を使っていることが多かったと思うんですが、今回、1階では『ジャック・カロ ―リアリズムと奇想の劇場』という別の企画展が開催されており、2014年4月8日(火)~6月15日(日)という同一会期でふたつの独立した企画展が開催されています。
本展は、芥川賞作家平野啓一郎がその審美眼で国西美の所蔵品から作品をセレクトする、という企画らしいですが、なぜか1点だけポーラ美術館の所蔵品が含まれています。他に国西美の所蔵品31点。併せて32点の作品が展示されています。
油彩画や水彩画といった絵画作品、銅版画や木版画といった版画作品、そしてロダンの銅像などから成っていますが、全体的に幻想味過多で、とても好ましい展覧会でした。もちろん図録は速攻で買いましたとも。
『日本美術院再興100年 特別展 世紀の日本画』(後期)
2014年3月8日(土)、東京都美術館で標記展覧会を観ました。
院展の再興から100年に渡る数々の名品を総覧する本展覧会は、前後期で展示作品すべてを展示替えという大規模なものです。
前期は2月1日(土)に観てきたわけですが、今回はその後期の話。なお、後期の会期は2014年3月1日(土)~4月1日(火)です。
印象深かった作品について徒然なるままに。