『日本美術院再興100年 特別展 世紀の日本画』(前期)

2月 11, 2014 by · Leave a Comment
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『日本美術院再興100年 特別展 世紀の日本画』(前期)

『日本美術院再興100年 特別展 世紀の日本画』(前期)

2014年2月1日(土)、東京都美術館で標記展覧会を観ました。

今年(平成26年)は日本美術院の再興から100年目にあたるそうな。
その日本美術院による現在も続く展覧会「院展」の、草創期から現在までに渡る総覧が本展です。
日本画の超スーパースターの作品が煌めきまくります。

前期は2014年1月25日(土)~ 2月25日(火)、後期は2014年3月1日(土)~ 4月1日(火)の2期制で、展示作品数約120点が総展示替え。2回は訪れなければならない展覧会なわけです。

その前期展示作品から印象に残ったものについて徒然なるままに。

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『遠藤彰子展』

1月 27, 2014 by · Leave a Comment
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『遠藤彰子展』

『遠藤彰子展』

年の初めのためしとて、いろいろな美術館のウェブサイトで、今後開催される展覧会をチェックしていたら、上野の森美術館のホームで目が釘づけになりました。とてつもない土俗的なパワーに溢れかえった、大迫力の絵が表示されていたのです。

それが2014年1月18日(土)に観てきた標記展覧会。会期は2014年1月15日(水)~1月28日(火)のたった2週間。明日ですべてが終わる。短い。短すぎる。

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『マテリアライジング展』

6月 29, 2013 by · Leave a Comment
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『マテリアライジング展』

『マテリアライジング展』

夏目漱石の美術世界展』を観たあとは、そのまま東京藝術大学大学美術館陳列館に移動し、標記展覧会を観賞。会期は2013年6月8日(土)~23日(日)でした。

「アルゴリズミック」や「ジェネラティブ」といったキーワードで代表されるシステマティックな表現についての展示ということで、観る前はワクワクしてたんですよね。でも公式サイトなどを観ていると、なんか思ってたんと違う臭がプンプン漂っていて不安でもありました。

で、実際観てみて、ガッカリ側に心が大きく振れました。もうちょっとコンピュータ・プログラミング的な展示があるのかなぁ、と思っていたんです。でもそうではなくてコンピュータや3Dプリンターなどを使って産出された物体の展示ばかりでした。

そんな中、心に強く残ったのは土岐謙次という人の「七宝紋胎乾漆透器」(出展作家紹介)。これは美しい。他の展示からは「美」は一切感じられませんでしたねぇ。後述の2件を除いて。

土岐謙次「七宝紋胎乾漆透器」(1)

土岐謙次「七宝紋胎乾漆透器」(1)

土岐謙次「七宝紋胎乾漆透器」(2)

土岐謙次「七宝紋胎乾漆透器」(2)

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『夏目漱石の美術世界展』

6月 28, 2013 by · Leave a Comment
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『夏目漱石の美術世界展』

『夏目漱石の美術世界展』

平成25年6月22日(土)、東京藝術大学大学美術館で標記展覧会を観ました。会期は 2013年5月14日(火)~7月7日(日)。

文学にあまり興味のない私は、夏目漱石というと「夢十夜」くらいしか、積極的に読んだことがありません。
ただ、美術展をいろいろ巡る間に、「草枕」の中でミレイの「オフィーリア」について触れているという知識は得ていました。
ところが夏目漱石は美術好きはかなりのもので、「オフィーリア」以外にも、かなり多くの数の絵画について自作中で触れ、さらに小説の主題や重要なポイント等としてもふんだんに使っているということを、この展覧会で知ることができました。

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『魔性の女挿絵展』

5月 20, 2013 by · Leave a Comment
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『魔性の女挿絵展』

『魔性の女挿絵展』

2013年5月5日(日)、弥生美術館で標記展覧会を観ました。

弥生美術館といえば、高畠華宵コレクションがその元となっていて、華宵が活躍した時代やジャンル(挿絵、イラスト)に関連した企画展を開催しているとても個性的な美術館です。

その弥生美術館で、2013年4月4日(木)~6月30日(日)の会期で開かれているのは、文芸作品のうちでも谷崎潤一郎の「痴人の愛」や「刺青」、泉鏡花の「高野聖」、江戸川乱歩の「黒蜥蜴」などのような、官能によって男を惑わし、破滅させる妖女や、美のためには殺人をもいとわぬ悪女などを扱った作品の単行本や文芸誌などに使われた挿絵の展覧会です。

上記の近代文芸だけでなく、玉藻の前や清姫、八百屋お七など平安や江戸の女性、サロメのような外国の女性、さらには平塚らいてうや松井須磨子のような奔放に生きた実在の女性なども扱われていました。
参考パネル展示として、現在、東京藝術大学大学美術館で開催中の『夏目漱石の美術世界展』に出品されているというウォーターハウスの「人魚」もありました。

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