『福岡市博物館所蔵 幽霊・妖怪大全集』
2013首都圏夏のお化け祭りの真打登場!! 去年、東日本のお化け好きを大いに悔しがらせた標記展覧会が、ついに首都圏にやってきた!!
あ、悔しがったのは別に YKI48 総選挙に参加できなかったからではありませんよ。その開催地のあまりの遠さゆえ、行くことができなかったためです。
日本画家にして風俗研究家の吉川観方が集めた幽霊・妖怪画コレクションを福岡市博物館が一括買上という快挙。その作品群が一堂に会するこの展覧会。会期は、前期が2013年7月27日(土)~8/11日(日)、後期が2013年8月13日(火)~9月1日(日)の2期構成。その初日である2013年7月27日(土)に行ってきました。
三井記念美『大妖怪展』、横須賀美『日本の「妖怪」を追え!』、そして本展。いずれも展示品がかなり被っていて、3展目ともなると、またこれかぁ、と、もう食傷気味なんすよねー。
という意見は言いがかりというもの。
去年開催されたものが今年、関東に巡回してきたのが本展なわけで、そもそもこっちが元祖だ。鑑賞の歩みを進めるにつれて、元祖の底力を大いに見せつけられました。
反応拡散系(5)
今まで見てきた Gray-Scott モデルによる反応拡散方程式を踏まえて新しいコードと話題について。
新しい投稿は↓
Gray-Scott モデルの反応拡散方程式 2 – wonderfl build flash online
前に投稿した Gray-Scott モデルによる反応拡散方程式のプログラムは、そのパラメータがすべての領域で同じものでした。今回は、領域によってパラメータを変えた場合、どのようになるか、というものです。参照先は Reaction-Diffusion by the Gray-Scott Model: Pearson’s Parameterization
反応拡散系(4)
最後にプリセット・パラメータの解説。Parameter クラスで定義しています。
プリセットは全部で8パターン。
これらの値は大阪大学大城研究室のサイトの井村誠孝準教授の講義資料、2013年コンピュータ工学基礎演習の第9回「パターン形成」の演習(PDF、8ページ目)と解答例(PDF、4ページ目)にあったものです。
一番最初に触れた「噛み砕いた資料」というのはこれらのこと。
"Pattern 1" と名づけたものから "Pattern 7" と名づけたものまでは、Dv = 0.1、Du = 0.05 で固定です。その中から特徴的なものだけ解説します。
反応拡散系(3)
前回、Gray-Scott モデルにおける反応拡散方程式を見ました。以下のようなものでした。
vt = dvΔv - u^2v + F(1-v)
ut = duΔu + u^2v - (F+k)u
dv : V の拡散率
du : U の拡散率
F : 原材料 V の外部からの供給率&中間生成物 U の外部への流出率
k : 中間生成物 U の最終生成物 P への転換率(U の除去率)
これを実際の計算式に落とし込むとどうなるのか、というのが今回の話。
反応拡散系(2)
まずは wonderfl 投稿の提示。
Gray-Scott モデルの反応拡散方程式 – wonderfl build flash online
反応拡散系というモデルは、熱反応や動物の体表の模様、植物の葉脈、生物組織の形成、カオス、熱伝導、波動の生成などなど、実に幅広い範囲をフォローできる、かなり優れものの概念なんだそうです。