『アートが絵本と出会うとき』
2014年1月16日(木)、うらわ美術館で標記展覧会を観ました。会期は2013年11月16日(土)~2014年1月19日(日)ということで滑り込んできた次第。
本展覧会の趣旨に曰く。
先鋭的・前衛的・現代的な美術作品と子どもの絵本。このふたつは一見無関係で遠いものに思えます。しかし時代の先端で新しい表現を試み、開拓した美術家たちの中には、子どものための絵本を描き、そこでも実験精神を発揮した美術家がいました。
ということで、アバンギャルドな作風を特徴とする作家が手掛けた絵本やその原画を堪能してきたわけですが、個別に感じたことなんぞ。
『知られざるミュシャ展 ―故国モラヴィアと栄光のパリ―』
2013年11月1日(金)、そごう美術館で標記展覧会を観ました。
ミュシャといえば、アール・ヌーヴォー期の商業デザイナーとして今も絶大な人気を誇る作家。
ついこの前も森アーツセンターギャラリーでミュシャ展が開催されました。私も行きましたが激混みでしたなぁ(遠い目)。
本展は、あまり人目に触れることのない個人コレクションをメインとする約160点で、故郷の時代、大成功のパリ時代、帰郷後の時代と、ミュシャの画業を通覧しようというもの。
『第16回文化庁メディア芸術祭』
2013年2月13日(水)、国立新美術館で標記展覧会を観ました。会期は2013年2月13日(水)~2月24日(日)なので初日だったわけです。
メディア芸術祭というと、その会期の短さから、平日もごった返す催しなわけですが、今回は意外と空いているなぁという印象。
今まで比べると、人が少ないような気もしますが、それを差し引いても、ずいぶんと余裕のある会場構成だったように思います。
今回は会場が今までより広くなったんですかね。それとも展示物全体ががサイズ的にコンパクトになっているんでしょうか。でも「欲望のコード」みたいなスペースをかなりとる展示もあったんだよなぁ。それとも初日だったから、まだ出足が少ないときに観ることができたのか。まぁいずれにしても休日の人出がどれほどになるのか気になるところ。
今回心に残ったのは3点。それらについて簡単に。
『日本の木のイス展』
横須賀美術館で2013年2月11日(月)に標記展覧会を観ました。会期は2013年2月9日(土)~4月14日(日)。
本展は、日本でデザイン・制作された一人掛けの木製椅子を主題とし、そのデザイン史を振り返るというものです。
『大伴昌司の大図解展』
特撮の夏、日本の夏2012。その9月26日の二発目。
『特撮博物館』の興奮冷めやらぬまま、特撮関連三つめの展覧会である標記展覧会を観に、池之端へ向かいました。会場は弥生美術館、会期は2012年7月6日(金)~9月30日(日)です。
少年マガジンの煽情的な巻頭特集における氏の仕事が網羅的に展示されている、我々の世代的にはかなり郷愁を誘う展覧会なんでしょうが、私は雑誌派じゃなくて単行本派。雑誌読まない人なので、いまいち懐かしさは感じませんでした。
とは言え、怪獣の解剖図はそんな私でも知っています。それだけ一世を風靡したってわけですねぇ。