はじめての p5.js
もうそろそろ3ヶ月ほど前に JsDoIt に投稿したわけですが、そのときは何が悪いのかはわかりませんが、期待どおりの描画がなされませんでした。というのが前回の話。
何でも Processing の姉妹プロジェクトである p5.js なる JavaScript ライブラリがあるという情報を得ました。
また Processing.js というライブラリがあるという情報も得ましたが、まぁ Processing と直結しているライブラリの方がよろしかろう、と何となく感じたので、前回のダメダメだった JavaScript コードを p5.js でリライトしてみた次第。
それが↓
初めての HTML5 canvas
超久々にブログ投稿。9ヶ月も放っておいたとは、いけませんね。
久しぶりにプログラム欲求が昂まっています。
が、ウェブサイト上で作品を展示をしようとした場合、政治的に惨敗を喫してしまった swf はかなり不利な気がします。wonderfl の過去作品の状況なんか、それを如実に表わしているんじゃないかと思う次第。
で、ここは html5 の canvas をちょっと試してみようかね、と一念発起。運営を始めてから何年経ったと思ってんだよ、な、このタイミングで jsdo.it に投稿してみましたよ。
まずは ActionScript 3.0 でコードを書いたんで、wonderfl にも同時に投稿しました。
移植に当っては、テキストエディタで手打ち、という手法を採用したんですが、いやー実にめんどくさいっすねー。統合開発環境のありがたさを改めて認識させてもらいました。
まずはそれぞれの結果から。上が swf、下が js。
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ロジスティック写像
ロジスティック写像の分岐図 – wonderfl build flash online
ロジスティック写像とは何か。
それは以下の漸化式によって得られる写像であるという。
xn+1 = a * xn * (1 - xn)
0 < = a <= 1, 0 <= x0 < = 1
元々はロジスティック方程式という連続時間の微分方程式として19世紀から知られていた二次方程式だそうですが、1976年にイギリスの数理生物学者ロバート・メイが「ネイチャー」に発表した論文「非常に複雑なダイナミクスを有する簡単な数学モデル」(Robert M. May "
Simple mathematical models with very complicated dynamics," PDF)によって、この式の写像がカオス的な複雑なふるまいを示すことが広く知られるようになったとのこと。
パップス・チェーン(3)
アルベロスおよびパップス・チェーンを数回に渡って見て、そして ActionScript で実際にコードも書いてきました。
ところでアルベロスという図形は、西洋のみならず、日本の、しかも江戸時代に、かなり頻繁に出現しているとのことです。
それは算額という形で残っており、現代に生きる我々もそれを見ることが出来ます。
江戸時代、こういう図形の証明を出し合って、解き合うという、数学合戦とでもいうべき競い合いが、学者ではなく、なんと一般庶民の間に大流行していたとか。
こういうのを見ると、日本の文化の豊饒を感じますなぁ。
パップス・チェーン(2)実践
前稿の内容を踏まえたものを wonderfl に投稿しました。
Pappus Chain (advanced, static) – wonderfl build flash online
これは静止版。