『印象派を超えて ―点描の画家たち』

11月 19, 2013 by · Leave a Comment
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『印象派を超えて ―点描の画家たち』

『印象派を超えて ―点描の画家たち』

2013年11月14日(木)、国立新美術館で標記展覧会を観ました。

点描萌えのワタクシとしては、本展覧会がアナウンスされたときから、すっごい楽しみだったんですよねー。
「点描」をテーマにしたとき、どんな画家のどんな作品が展示されるのか、興味津々でした。

んで実際に鑑賞して思ったことは、「点描の画家たち」ってのは、ちょっとピンぼけなタイトルじゃないですかねぇ。

内容としては、筆触分割進化論とでも言いますか。印象派に始まる筆触分割技法の変遷の果てを構成主義に求めたもの。
英語タイトル “divisionism” そのままに「分割主義の系譜」とでもした方が、展覧会のコンセプトに沿ったものだったんじゃないですかねぇ
まぁ分割主義よりも点描の方が通りがよいとは思いますが、「点描」という言葉でモンドリアンまで括るのは(しかも展示作品が《コンポジション》)、ちょっと強引ではないでしょうか。でも目のつけどころとしては、なかなか興味深いものだと感じました。

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『~文部科学省におけるアール・ブリュット作品展~ 心がカタチをもつとき』

11月 15, 2013 by · Leave a Comment
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『~文部科学省におけるアール・ブリュット作品展~ 心がカタチをもつとき』

『~文部科学省におけるアール・ブリュット作品展~ 心がカタチをもつとき』

2013年11月14日(木)、文部科学省情報ひろば展示室で開催されていた標記展覧会を、最終日に滑り込みで観てきました。

これは、文部科学省による障害者の芸術活動への支援を推進する取組の一つとして開催された展覧会とのこと。
ざっとチラシ(文化庁 報道発表資料)を流し見たところ、出品作家の名前にすずき 万里絵まりえさんが挙がっているではないですか。これは見ておかないとなー、と開催前からチェックはしておりました。
会期は2013年10月2日(水)~11月14日(木)だったんですが、公官庁を会場にしている展覧会だからでしょう。土・日・祝日は休みというむごい仕打ち。こっちは平日仕事だっつーの。てなわけでなかなか行けずに最終日を迎えてしまった次第。

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『モローとルオー ―聖なるものの継承と変容―』

11月 12, 2013 by · Leave a Comment
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『モローとルオー ―聖なるものの継承と変容―』

『モローとルオー ―聖なるものの継承と変容―』

2013年11月2日(土)、パナソニック汐留ミュージアムで標記展覧会を観ました。会期は2013年9月7日(土)~12月10日(火)。

ギュスターヴ・モローとジョルジュ・ルオーは師弟関係にあったとか。しかも相互にかなり強い親愛の情を抱く関係だったという。
ギュスターヴ・モローの教育方針は当時としては画期的というか異端というか、デッサンによって形を正確に捉えることよりもむしろ、奔放なる色遣いを重要視したため、ルオーやマティスなど、鮮烈な色遣いの画家の出現に貢献したという。

本展はそういったことをテーマにしたものだそうですが、私としてはモローといえば《出現》や《オイディプスとスフィンクス》に代表される、キリスト教説話やギリシア神話の世界を幻想的に描く象徴主義の画家というイメージがあり、そしてその幻想性に強く惹かれるものであります。よってモローにのみのめり込んで観てきた次第。

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『知られざるミュシャ展 ―故国モラヴィアと栄光のパリ―』

11月 11, 2013 by · Leave a Comment
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『知られざるミュシャ展 ―故国モラヴィアと栄光のパリ―』

『知られざるミュシャ展 ―故国モラヴィアと栄光のパリ―』

2013年11月1日(金)、そごう美術館で標記展覧会を観ました。

ミュシャといえば、アール・ヌーヴォー期の商業デザイナーとして今も絶大な人気を誇る作家。
ついこの前も森アーツセンターギャラリーでミュシャ展が開催されました。私も行きましたが激混みでしたなぁ(遠い目)。

本展は、あまり人目に触れることのない個人コレクションをメインとする約160点で、故郷の時代、大成功のパリ時代、帰郷後の時代と、ミュシャの画業を通覧しようというもの。

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