『絵画の在りか』

8月 18, 2014 by · Leave a Comment
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『絵画の在りか』

『絵画の在りか』

2014年8月12日(火)、東京オペラシティアートギャラリーで標記展覧会を観ました。

ラスコーやアルタミラの洞窟からも窺えるように、絵画は、それこそ人類発生とともに生れたのではないかと思われるくらい古くから存在するものです。そして、太古から現代まで長きに渡って、画題や技法など、多種多様なあり方をみせてきました。
この展覧会は、2000年以降に活躍する24名の作家の、合計110点あまりの作品を集め、現代絵画の最新の動向の紹介、および今日の絵画表現が持つ意味や本質を探るものとのことです。

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『印象派を超えて ―点描の画家たち』

11月 19, 2013 by · Leave a Comment
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『印象派を超えて ―点描の画家たち』

『印象派を超えて ―点描の画家たち』

2013年11月14日(木)、国立新美術館で標記展覧会を観ました。

点描萌えのワタクシとしては、本展覧会がアナウンスされたときから、すっごい楽しみだったんですよねー。
「点描」をテーマにしたとき、どんな画家のどんな作品が展示されるのか、興味津々でした。

んで実際に鑑賞して思ったことは、「点描の画家たち」ってのは、ちょっとピンぼけなタイトルじゃないですかねぇ。

内容としては、筆触分割進化論とでも言いますか。印象派に始まる筆触分割技法の変遷の果てを構成主義に求めたもの。
英語タイトル “divisionism” そのままに「分割主義の系譜」とでもした方が、展覧会のコンセプトに沿ったものだったんじゃないですかねぇ
まぁ分割主義よりも点描の方が通りがよいとは思いますが、「点描」という言葉でモンドリアンまで括るのは(しかも展示作品が《コンポジション》)、ちょっと強引ではないでしょうか。でも目のつけどころとしては、なかなか興味深いものだと感じました。

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『モローとルオー ―聖なるものの継承と変容―』

11月 12, 2013 by · Leave a Comment
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『モローとルオー ―聖なるものの継承と変容―』

『モローとルオー ―聖なるものの継承と変容―』

2013年11月2日(土)、パナソニック汐留ミュージアムで標記展覧会を観ました。会期は2013年9月7日(土)~12月10日(火)。

ギュスターヴ・モローとジョルジュ・ルオーは師弟関係にあったとか。しかも相互にかなり強い親愛の情を抱く関係だったという。
ギュスターヴ・モローの教育方針は当時としては画期的というか異端というか、デッサンによって形を正確に捉えることよりもむしろ、奔放なる色遣いを重要視したため、ルオーやマティスなど、鮮烈な色遣いの画家の出現に貢献したという。

本展はそういったことをテーマにしたものだそうですが、私としてはモローといえば《出現》や《オイディプスとスフィンクス》に代表される、キリスト教説話やギリシア神話の世界を幻想的に描く象徴主義の画家というイメージがあり、そしてその幻想性に強く惹かれるものであります。よってモローにのみのめり込んで観てきた次第。

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『夏目漱石の美術世界展』

6月 28, 2013 by · Leave a Comment
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『夏目漱石の美術世界展』

『夏目漱石の美術世界展』

平成25年6月22日(土)、東京藝術大学大学美術館で標記展覧会を観ました。会期は 2013年5月14日(火)~7月7日(日)。

文学にあまり興味のない私は、夏目漱石というと「夢十夜」くらいしか、積極的に読んだことがありません。
ただ、美術展をいろいろ巡る間に、「草枕」の中でミレイの「オフィーリア」について触れているという知識は得ていました。
ところが夏目漱石は美術好きはかなりのもので、「オフィーリア」以外にも、かなり多くの数の絵画について自作中で触れ、さらに小説の主題や重要なポイント等としてもふんだんに使っているということを、この展覧会で知ることができました。

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『奇跡のクラーク・コレクション』

2月 16, 2013 by · Leave a Comment
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『奇跡のクラーク・コレクション』

『奇跡のクラーク・コレクション』

※冒頭の写真を除き、この記事で掲載している写真は、主催者のご厚意で撮影の許可をいただいたものです。

2013年2月13日(水)、標記展覧会のブロガー向け内覧会に参加しました。
『奇跡のクラーク・コレクション』とは、三菱一号館美術館で2013年2月9日(土)~5月26日(日)の会期でおこなわれている、かなりスゴい展覧会です。
この内覧会はカリスマ・アート・ブロガーTak(たけ)さんコーディネートによるもので、17:30受付開始、18:00スタート、30分程度学芸員さんによる解説を聞いた後、20:00まで展覧会を観ることができ、しかも美術館側のご厚意で写真撮影も可という、実にすばらしい内覧会でした。

何でも競争率が3倍という超人気企画だったとのこと。Tak(たけ)さんからはブログにエントリーやツイートでぜひとも自慢してください、とのことでしたから自慢するよ。
そんな内覧会に参加できたなんて、オレは幸せだーっ、ひゃっほーー! でもこれで今年一年のツキを使い果たしてしまったかも知れん。

会員制倶楽部「MARUNOUCHI CAFE 倶楽部21号館」でおこなわれた観覧前解説については、他の参加者さんのブログやツイートをお読みいただくとして、私は展覧会を観ての感想に絞ってエントリーします。

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