『笑う浮世絵 ―戯画と国芳一門』
2013年10月13日(日)、太田記念美術館で標記展覧会を観ました。
会期は、前期が2013年10月1日(火)~10月27日(日)、後期が2013年11月1日(金)~11月26日(火)で総入れ替え。
テーマはサブタイトルにあるとおり「戯画」で、以下の4つに分類されています。
- 擬人化
- 寄せ絵・影絵・身振絵・一頭多体図など、形態を主題にしたもの
- 風刺画
- 判じ絵・文字絵など、言葉・文字を主題にしたもの
BitmapData#threshold 高速化
前回は BitmapData#peletteMap の高速化を見ましたが、今回は BitmapData#threshold の高速化についてです。
この検証については「入力元と出力先が異なる」という条件を設定しています。
条件部分を抜き出すと以下のような感じ。
var target:BitmapData = new BitmapData(source.width, source.height, transparent, color); target.threshold(source, rect, ZERO_POINT, ">=", _threshold << 8, 0xffffffff, 0x0000ff00, false);
結果は以下のとおり。
- source の transparent は false よりも true の方が速い
- source の transparent が同じなら、target の transparent には、あまり大きく左右されない
BitmapData#paletteMap 高速化
先日、ある縁から、以前 ActionScript 3.0 で作った画像処理フィルターのいくつかを見直すことになりました。
処理速度のチューンアップが命題になりまして、いろいろ試してみたところ、高速化を図れる要素がいくつか見つかりました。
しかし時は流れて、世は Stage3D 時代。そのフレームワークである Starling がもて囃されているらしい今日この頃。
今さら flash.display.BitmapData の高速化に如何ほどの需要があるのかはなはだ疑問ではありますが、というか ActionScript 自体の寿命すら危ぶまれてる気がしないでもないですが、せっかく知見を得たのでエントリーしようかと。
検証したのは BitmapData#peletteMap と BitmapData#threshold のふたつのメソッド。
今回は paletteMap の高速化についてです。
なお、コード開発環境は FlashDevelop 4.4.3 RTM。
過去のバージョン全削除。クリーン・インストールで、AS コンパイラや Flash プレイヤーも同時にインストールし直しました。