『台北 國立故宮博物院-神品至宝-』
2014年6月28日(土)、日本の超絶技巧を堪能した後は、中国の超絶技巧を堪能するために東京国立博物館へ移動。その会期が2014年6月24日(火)~9月15日(月)だという、始まって間もない標記展覧会を鑑賞しました。
まずは、日本サイドの一部がやらかした失態を、寛い心で許してくださった台湾当局の方々に感謝!
で、展覧会の中身についてですが、書がけっこう多くて、書にあまり興味のない私といたしましては、ちょびっと残念。
『超絶技巧! 明治工芸の粋』
2014年6月28日(土)、三井記念美術館で開催中の標記展覧会を滑りこみ気味に鑑賞してきました。
京都は清水三年坂美術館が誇る、明治の名工たちによる超緻密・超美麗な伝統工芸品の数々を、東京に居ながら観ることがきるという、実に贅沢な展覧会が本展です。
展示されている工芸品は以下の9つの分野に渡っています。
- 七宝
- 金工
- 漆工
- 薩摩
- 刀装具
- 自在
- 牙彫・木彫
- 印籠
- 刺繍絵画
この中だと、自分の好みは金工、自在、牙彫。そこいら辺を念入りに観てきました。
以下、特に印象に残ったものを徒然なるままに。
『イメージの力 ―国立民族学博物館コレクションにさぐる』
2014年3月8日(土)、国立新美術館で標記展覧会を観ました。
「みんぱく」の愛称で知られる国立民族学博物館の収蔵品であるところの民族学的あるいは民俗学的資料の数々を、大阪に行かずとも六本木で観ることができるという。しかもその展示物が妖怪クラスタ的には見逃せないものであるらしいという。
そんなわけで、私としては割と会期早い時期に行ってきた次第。
『貴婦人と一角獣展』
2013年7月5日(金)、国立新美術館で開催中の標記展覧会を観ました。会期は2013年4月24日(水)~7月15日(月)。
妖怪クラスターとしては幻想動物も当然のことながら守備範囲。
よって本展覧会も押さえるだけは押さえとかないとイカンよなぁ、と思いつつも、美術工芸品として、織物にはまったく興味を抱けないの私なので、行こうかどうしようかと思案してたら、こんな終了間際のタイミングになった次第。
フランス国立クリュニー中世美術館が誇る6枚のタピスリーとのことで、織りは見事なものだと思いますが、実物を見てこその黄金体験を味わったという印象はないっすねぇ。オレ価値観的には写真でも充分かなぁ。
一角獣という幻想動物について新たな知見を得られたわけでもないですしね。まぁおまえの鑑賞ポイントが常識的にヘンだ、と言われたら反論のしようがないわけですが。
『日本の木のイス展』
横須賀美術館で2013年2月11日(月)に標記展覧会を観ました。会期は2013年2月9日(土)~4月14日(日)。
本展は、日本でデザイン・制作された一人掛けの木製椅子を主題とし、そのデザイン史を振り返るというものです。