『アートが絵本と出会うとき』

1月 27, 2014 by · Leave a Comment
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『アートが絵本と出会うとき』

『アートが絵本と出会うとき』

2014年1月16日(木)、うらわ美術館で標記展覧会を観ました。会期は2013年11月16日(土)~2014年1月19日(日)ということで滑り込んできた次第。

本展覧会の趣旨に曰く。

先鋭的・前衛的・現代的な美術作品と子どもの絵本。このふたつは一見無関係で遠いものに思えます。しかし時代の先端で新しい表現を試み、開拓した美術家たちの中には、子どものための絵本を描き、そこでも実験精神を発揮した美術家がいました。

ということで、アバンギャルドな作風を特徴とする作家が手掛けた絵本やその原画を堪能してきたわけですが、個別に感じたことなんぞ。

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『ポール・デルヴォー展 夢をめぐる旅』

3月 21, 2013 by · Leave a Comment
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『ポール・デルヴォー展 夢をめぐる旅』

『ポール・デルヴォー展 夢をめぐる旅』

2013年3月20日(水)、埼玉県立近代美術館で標記展覧会を観ました。
会期は2013年1月22日(火)~3月24日(日)。特別出品予定の「バルコニー」を待っていたら、滑り込みの鑑賞になってしまったという。しかも諸般の都合で結局は出品されず、図録に収録されている図版で我慢することとなった次第。

石造神殿、電車、線路、クレーン、裸婦、三日月、薄明などなど。デルヴォーが描く絵の数々は、まるで一連の夢の光景を観ているようで、実にステキ。

シュルレアリスムの分野でゆるぎない個性を確立した綺羅星であるデルヴォーも、そのスタイルを確立するまでには長い紆余曲折があったという。初期から晩年まで時系列に並べられた作品により、そんな画家の自分探しの経過をうかがい知る、なかなか興味深い展覧会です。

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『ヒカリエガク』

8月 31, 2012 by · Leave a Comment
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『ヒカリエガク』

『ヒカリエガク』

当方へご訪問の皆さまにおかれましては、Eテレで放映された「テクネ 映像の教室」第2シーズンをご覧になられたことと思います。見逃したなどという不逞の輩はおらんでしょうが、9月初めに再放送があるそうなので観るべし。

その第2回放送「プロジェクション」において、テクネ・トライの2番目のアーティストとして、真鍋大度、石橋素のお二人が参加していましたね。
作品名は "trace test – 0" というものでした。この映像は test と名づけられていたとおり、あくまでも簡易版、予告編に過ぎないものだった、ということを2012年8月24日(金)に実感してきました。

現在、SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ 映像ミュージアムでおこなわれている標記展覧会で、その完全版である "trace" を観ることができますよ。

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『幽霊図・妖怪画 ~異形のものたち~』

8月 30, 2012 by · Leave a Comment
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河鍋暁斎記念美術館

河鍋暁斎記念美術館

毎年、夏になると美術館や博物館では、幽霊や妖怪といった異形のモノを題材にした展覧会が多く開催されます。

今夏は、福岡市立博物館で開催中の『幽霊・妖怪画大全集』(会期:2012年6月30日~9月2日)が、お化け好きにはチョーやばい。
YKI48総選挙もかなりヤバいけど、出品作品がツボを押さえた素敵ラインナップでこれまたやばい。
神奈川から福岡まで遠征しようか迷ったけれど、Twitter の TL で、なんと来夏、本展覧会が横浜そごう美術館で開催されることが決まったという、萌え過ぎる情報を入手したので1年間モヤモヤしながら待ち続けようと思う。
福岡では160点もの作品が展示されているそうだけど、そごう美術館の広さを考えると、すべて展示できるか否か微妙な気もする。規模縮小されるのかなぁ、と危惧もしたり。

それはさておき。

幕末から明治にかけて活躍した日本が誇る天才絵師・河鍋暁斎
種々様々なものを描いた暁斎ですが、その中でも幽霊や妖怪、おどろ、残酷などの画題は、暁斎を特徴づけるものです。

埼玉県蕨市にある河鍋暁斎記念美術館では、2012年7月1日(日)~8月25日(土)の会期で、標記展覧会がおこなわれていました。一部展示替えがあるということでしたので、7月21日(土)と8月24日(金)に観てきた次第。

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『ウルトラマン・アート!』

8月 29, 2012 by · Leave a Comment
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『ウルトラマン・アート!』

『ウルトラマン・アート!』

今年の夏は特撮が熱い!

そんなわけで2012年8月24日(金)は、2012年夏の特撮祭り第1弾として、埼玉県立近代美術館で2012年7月7日(土)~9月2日(日)の会期でおこわなれている標記展覧会を観てきました。

今夏はどういう縁なのか首都圏の3つの美術館で特撮関連の展覧会がまとまって開催されています。

他の2つは、東京都現代美術館で開催されている『特撮博物館』(会期:2012年7月10日~10月8日)と、弥生美術館で開催されている『奇っ怪紳士!怪獣博士! 大伴昌司の大図解 展』(会期:2012年7月6日~9月30日)。
前者が日本特撮通史的な展示、後者は氏の少年雑誌における活躍関連の展示らしいです。

そして本展は、円谷プロによる特撮TVドラマ「ウルトラマン」「ウルトラセブン」の2作品に絞ったもので、怪獣・宇宙人のデザイン画や、実際に撮影に使われた着ぐるみや小道具などが展示されていました。

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