『「テクネ 映像の教室」展』
2013年3月23日(土)、DESIGN HUB で標記展覧会を観ました。会期は2013年3月1日(金)~3月31日(日)。
入口にはオープニングのアレが配置されています。その前方には足の印が貼られ、そこに立つとちょうどオープニング・ムービーのようにちゃんと TECHNE の文字が見られるようになっていました
また、ボーナストラックとしてプロジェクション・マッピングの新作とそれに付随したワークショップ的なものがおこなわれています。
そして、テクネ・トライのメイキング編がロングバージョンになってたっぽい。
それらを除くと、テレビ放映された第1期から第3期までのテクネ・トライの映像がそのまま展示されているだけで、観客がわざわざ会場まで出向いた労に報いた展示とは、あまり感じられません。熱意に欠ける展覧会とでも言いますか。
同じEテレの番組をモチーフとし、同じ六本木が会場になっている『「デザインあ」展』とは、その力の入れ方に雲泥の差があるように思えたのが、ちょっと悲しいところ。
おかげでじっくり見たいという意欲はわかず、流し見るだけになってしまったです。
第4期の予告編的映像を流すくらいのサービスがあってもしかるべきなんじゃあないですかねぇ。
まぁ、デザインハブは、ちょっとしたデザイン展示スペースですからねぇ。このくらいの規模がちょうどいい、と言えば、ちょうどいいのかも知れない。
ところで思うんですが、テクネ・トライの作品よりもテクネ・ID の映像の方が優れている場合が多いってのは、どうなんでしょうねぇ。
テクネ・トライに対してディレクターはダメ出しすべきなんじゃないですかねぇ。
『ヒカリエガク』
当方へご訪問の皆さまにおかれましては、Eテレで放映された「テクネ 映像の教室」第2シーズンをご覧になられたことと思います。見逃したなどという不逞の輩はおらんでしょうが、9月初めに再放送があるそうなので観るべし。
その第2回放送「プロジェクション」において、テクネ・トライの2番目のアーティストとして、真鍋大度、石橋素のお二人が参加していましたね。
作品名は "trace test – 0" というものでした。この映像は test と名づけられていたとおり、あくまでも簡易版、予告編に過ぎないものだった、ということを2012年8月24日(金)に実感してきました。
現在、SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ 映像ミュージアムでおこなわれている標記展覧会で、その完全版である "trace" を観ることができますよ。
『シュルレアリスム展』
2011年4月17日(日)に行ったふたつめの展覧会は、六本木の国立新美術館で2011年2月9日(水)~5月15日(日)の会期でおこなわれている標記展覧会です(なお、上の写真は2011年2月12日、メディア芸術祭を見に行ったときに撮った写真です)。