『ヒカリエガク』

2012 / 08 / 31 by
Filed under: 展覧会日記 
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『ヒカリエガク』

『ヒカリエガク』

当方へご訪問の皆さまにおかれましては、Eテレで放映された「テクネ 映像の教室」第2シーズンをご覧になられたことと思います。見逃したなどという不逞の輩はおらんでしょうが、9月初めに再放送があるそうなので観るべし。

その第2回放送「プロジェクション」において、テクネ・トライの2番目のアーティストとして、真鍋大度、石橋素のお二人が参加していましたね。
作品名は "trace test – 0" というものでした。この映像は test と名づけられていたとおり、あくまでも簡易版、予告編に過ぎないものだった、ということを2012年8月24日(金)に実感してきました。

現在、SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ 映像ミュージアムでおこなわれている標記展覧会で、その完全版である "trace" を観ることができますよ。

テレビで流れたのは、ロボットアームが動くプロジェクション実行部分と、その結果としての遠景から固定視点で捉えた光の軌跡のみの静止画(厳密に言うと若干動画)でした。
完全版では、その後もう1回、ロボットアームが動くプロジェクション実行部分が流れます。そして続いて、遠景から固定視点で捉えた光の軌跡のみが表示されるんですが、それが最初から最後までの動作のムービーになっています。

本展ではもうひとつ作品が展示されています。インスタレーション "fade out" です。実際に体験できますよ。

“fade out” のかっこよさを知るには体験してこそだなぁ、ということを理解しました。
レーザーが照射され、蓄光素材に当たるときに発するノイズが実にかっこいいですシビレます。

ウチへの訪問者はウェブ業界の方々が多いと思われますが、こういうメディアアート・インスタレーションは体験できる機会にぜひとも体験しておくべきではないでしょうか。

彩の国ビジュアルプラザはいまいち知名度がないのか何なのか、なぜか鑑賞者がほとんどいないという不思議。

私のときは完全貸し切り状態。"trace" は10回ばかり1人で見続けたし(座席は4~5人分あり)、"fade out" は5回も連続体験しちゃいましたよ。
体験型インスタレーション完全貸し切りなんて機会めったにないんだからねっ。絶対行くべき体験すべき。

真鍋+石橋のお二人による展示作品はこの二つ。
あとトーチカによる映像作品が7つばかり展示されていますが、そっちには私はどーでもいいんで触れません。

会期は2012年7月28日(土)~11月16日(金)。



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