『手塚治虫の美女画展』
2014年11月3日(月)、吉祥寺のGALLERY KAI で標記展覧会を観ました。
会期は2014年11月3日(月)~9日(日)の1週間。
手塚治虫先生というと、世間的にはヒューマニズム溢れる文部省推薦的作品を描いてきたマンガ家という評価なのではないでしょうか。
しかし、彼はスポ根以外のありとあらゆるジャンルを描いた作家であり、人間の暗部をこれでもかと見せつけてくれる鬱マンガや、暗い性を扱ったエロティックなマンガなども描いています。
てゆーか、何気ないコマの中でもけっこうエロい描写があると思いませんか皆さん。
「ブラック・ジャック」「七色いんこ」「ブッダ」「ドン・ドラキュラ」「どろろ」「火の鳥」などなど。
好きな作品を挙げてると切りがないないんですが、個人的嗜好としては鬱やエロの方が好きでして、そっち系のオレ的手塚作品ベスト3は「人間昆虫記」「奇子」「I.L.」。
他にも「ばるぼら」とか「MW」とか…… おっと、やっぱり切りがない。
『石子順造的世界 美術発・マンガ経由・キッチュ行』
2012年2月18日(土)は2時間以上かけて府中市美術館まで行ってきました。
府中市美術館では2011年12月10日(土)~2012年2月26日(日)の会期で標記展覧会がおこなわれています。それを滑り込みで見て来たわけです。
『逆柱いみり個展 歩く水泡眼』
2011年6月9日(木)の展覧会巡り、最後は新橋から表参道へ場所を移します。
南青山にビリケン商会という店があるんだそうです。怪獣のソフビ人形を主に扱っている店らしい。私その手のものに興味ないので初めて知ったんですが、ここではミニ展示会が定期的に開催されているとのことで、2011年6月4日(金)~15日(水)の日程で、標記展覧会が開催されています。
この個展を知るきっかけは Twitter 上の TL で見たツイートです。フォローすべきはステキ情報をたくさん書き込んでくださる人だなぁ、そういう人を大勢フォローした Twitter は強力な情報入手源だなぁ、という思いを新たにしました。自分も人の役に立つツイートをするよう努力したいものです。
『平成22年度(第14回)文化庁メディア芸術祭』
2011年2月12日(土)、国立新美術館で2011年2月2日(水)~2月13日(日)の会期でおこなわれている標記展覧会に行ってきました。
今回のメディア芸術祭は、公式サイトで発表されていた入選作品がどれも自分の心には響いてこないものばかりだったので、あまり期待していなかったんですが、やっぱりいまいちでした。
以下、個別に記憶に残るものを徒然なるままに。
アート部門大賞の「Cycloïd-E」は実はちょっと期待していたんです。でも展示されていたのが模型のせいか(現物は前日までミッドタウンで展示されていたのは知っていましたが、体の調子が悪くて行けなかったのが悔やまれる)、何か期待外れ。現物もこんなに小さいの?
あと動作の面ですが、想像していたのは、モーターは規則正しく回転しているのに、つまりモーターにつながった第1の軸は普通に回転しているが、その第1軸に連結した第2軸、その第2軸に連結した第3軸…… と関節でつながった軸が、モーターから離れるほどランダムな動きをする、というものでした。
外的な圧力(モーター)に結びつけられた部分は強制的に秩序立った動きをさせられているが、圧力から離れるほど自由になれる、という文明批判的な文脈を勝手に幻視してしまったようです。
聖地巡礼(後編)
水木しげる先生の聖地のひとつ調布レポの続き(前編はこちら)。