聖地巡礼(前編)

2011 / 01 / 20 by
Filed under: 雑記 
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八王子には京王線が通っていて良かった良かった。

2011年1月15日(土)、八王子で水木しげる展覧会を見た後は、水木先生関連の聖地のひとつである調布駅へ行きました。
目的地は調布駅北口にあるという真光書店しんこうしょてんです。ここでは2010年2月~2011年2月まで、水木先生の絵が入ったブックカバーを配布しているとのこと。この書店オリジナルです。水木ファン的にはゲットせにゃならんアイテム。

真光書店

真光書店

ゲゲゲのブックカバー案内

ゲゲゲのブックカバー案内

調布駅はウチからだと2時間は軽くかかります。
早く行かねば、と思っていながらも、なかなか重い腰があがらなかったわけですが、終了間際になってやっと行ってきました。

さて何を買ったもんか迷ったんですが、このシチュエーションで水木しげる著作以外のものを買うのは空気読まないにもほどがあろうというもの。
地下1階にはマンガのエリアがあり、「水木しげるおお先生コーナー」が設置されています。
そこをいろいろ物色した結果、先ほどの八王子夢美術館では「がんばれ悪魔くん」の原稿を堪能したので、現在購入可能のそれ「悪魔くん(全)」(ちくま文庫)を買うことにしました。

「悪魔くん」は3つのバージョンがあります。
貸本版(松下一郎)、がんばれ(山田真吾)、最新版(埋れ木真吾)です。
貸本版はリメイクされていて、それは「千年王国」と呼ばれていますが、オリジナルとは若干展開が異なります。また貸本版の直接的な続編として「世紀末大戦」というのもあり、悪魔くんはけっこう複雑なんですよね。ワタクシ未見なんですが「ノストラダムスの大予言」という版もあるとのこと(「がんばれ」の続きらしい)。

ブックカバー・パターン1

ブックカバー・パターン1

このうち貸本版は角川文庫から「悪魔くん」のタイトルで、千年王国はちくま文庫から「悪魔くん千年王国」のタイトルで現在出版されており、それらももちろん並んでいたので、併せて都合3冊全部同じカバーで買いました。まぁ全部持ってるんですけどねー。
最新版というのは大昔テレビ朝日で悪魔くんがアニメ化されたときの連動企画で、現在は絶版。

悪魔くん世紀末大戦」は、現在、徳間書店から出ています。徳間書店からは水木シリーズとして「鬼太郎のベトナム戦記」と「フーシギくん・おばけのムーラちゃん」の2冊が既刊。この2冊は文藝春秋から出てたヤツが版元を変えて新装版として出版されたもの。

ブックカバー・パターン2

ブックカバー・パターン2

真光書店の1階にもやはり「水木しげるおお先生コーナー」が設置されて、ここでは娘・悦子さんの「お父ちゃんのゲゲゲな毎日」(新潮文庫)を選択、あと文庫本コーナーで京極夏彦「豆腐小僧双六道中ふりだし」(角川文庫)がまだ未購入だったの選択、マンガのとは別のカバーにしてもらいました。

段取りの悪いワタクシは、調布駅に関して仕入れていた知識は実はこれだけ。せっかく調布まで遠征しながらこれだけで帰るものアレですよねぇ……(続く

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