『芳年展(後期)』
2012年4月9日(月)~28日(土)が会期の標記展覧会を見に、2012年4月21日(土)は砂子の里資料館に行ってきました。
かつて同展覧会の前期についてレポを書きましたが、今回はその後半ということで、「月百姿」の残り50枚を大いに堪能してきましたよ。
黒田記念館
2012年4月7日(土)、上野の黒田記念館へ行ってきました。
日本近代洋画の父、黒田清輝。
その名は知らなくても、描いた絵(例えば「湖畔」)は誰もが見たことがあるであろうほどのビッグネーム。
その黒田清輝に関わる施設があるということは数年前から知っていたんですが、開館が水曜、土曜の13時~16時という極めて限られている点や、写生画にはあまり食指が動かされない等、なんやかんやで今まで行ったことがありませんでした。
しかし先日ウェブサイトを見たらば、今日を最後に、耐震化工事のためにしばらく休館するという。しかも再開日は未定とのこと。これは今見とかないと次はいつ見られるか分からん、ってわけで滑り込みで見てきた次第。
『あなたに見せたい絵があります。-ブリヂストン美術館開館60周年記念』
※この記事で掲載している写真は、主催者のご厚意で撮影の許可をいただいたものです。
ブリヂストン美術館では、2012年3月31日(土)~6月24日(日)の会期で標記展覧会が開催されます。
その前日の2012年3月30日(金)、展覧会ブログのハブである「青い日記帳」とブリヂストン美術館のコラボレーションで、ブロガー向けの特別内覧会が開催されました。「青い日記帳」の管理者である tak さんから Twitter の DM でご案内をいただきまして、喜び勇んで参加してきた次第。
tak さん、ブリヂストン美術館のスタッフの皆さん、ありがとうございました。
今回の展覧会は、ブリヂストン美術館とその姉妹館である福岡県久留米市の石橋美術館、この両館の運営主体である石橋財団が誇るコレクションおよそ2,500点の中から選りすぐりの109点(ブリ美84点、石橋美25点)を11のテーマに分類して展示するという、豪勢というか贅沢というか、とにかくスゴい展覧会です。
ちなみにブリヂストン美術館と石橋美術館は、前者が西洋絵画、後者が日本近代絵画という棲み分けをしているとのこと。普通だったら福岡県まで行かなきゃ見られない作品が東京で見られるというのも大きな魅力ですね。
『生誕100年 ジャクソン・ポロック展』
東京国立近代美術館で2012年2月10日(金)~5月6日(日)の会期でおこなわれている標記展覧会を2012年3月30日(金)に見てきました。
ジャクソン・ポロックというと、床に置いたキャンバスにペンキを垂らす技法で抽象画を描いて成功した画家、という印象を持っていましたが、実際は違うんだなぁ、ということが分かりました。
ポロックは自分のスタイルを確立しようと、もがき苦しみながら、失意のままに死んでしまった画家だったんですねぇ。時代を追って絵を見続けていると、ポロックの苦悩が突き刺さってきて、痛くて痛くて堪らなくなりました。