『ウィレム・デ・クーニング展』
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『ウィレム・デ・クーニング展』
2014年12月12日(金)、ブリヂストン美術館で標記展覧会を観ました。
デ・クーニングって名前は聞いてたけど、どのような作品を描いていた画家なのか不勉強で知りませんでした。
ジャクソン・ポロックと並ぶアクション・ペインティングの代表的作家であり、抽象表現主義の創始者の一人として20世紀美術史上、重要な画家である、ということを会場入口の序言で読み、居住まいを正しながら観ました(ちょっと大げさ)。
本展を観て感じたことは、色遣いが実にイイなぁってことです。
作品全体としてみると、もっと濁った色遣いの作品も数多くあるようですが、今回観たカラー作品は実に美しいです。
クリーム色や淡いピンク、オレンジ、黄などの基調色は、見ていて心が安らぎます。
そして補色になるライトグリーンや水色、青も実に爽快。
『生誕100年 ジャクソン・ポロック展』
![『生誕100年 ジャクソン・ポロック展』 『生誕100年 ジャクソン・ポロック展』](http://aquioux.net/blog/wp-content/uploads/20120330-01-001.jpg)
『生誕100年 ジャクソン・ポロック展』
東京国立近代美術館で2012年2月10日(金)~5月6日(日)の会期でおこなわれている標記展覧会を2012年3月30日(金)に見てきました。
ジャクソン・ポロックというと、床に置いたキャンバスにペンキを垂らす技法で抽象画を描いて成功した画家、という印象を持っていましたが、実際は違うんだなぁ、ということが分かりました。
ポロックは自分のスタイルを確立しようと、もがき苦しみながら、失意のままに死んでしまった画家だったんですねぇ。時代を追って絵を見続けていると、ポロックの苦悩が突き刺さってきて、痛くて痛くて堪らなくなりました。