『だまし絵Ⅱ ―進化するだまし絵―』
2014年9月19日(金)、Bunkamura ザ・ミュージアムで標記展覧会を観ました。会期は2014年8月9日(土)~10月5日(日)。
正直、アルチンボルド《司書》の豪華一点主義な展覧会だとばかり思っていましたが、なかなかどうして、よい意味で意表を突かれました。
『マテリアライジング展』
『夏目漱石の美術世界展』を観たあとは、そのまま東京藝術大学大学美術館陳列館に移動し、標記展覧会を観賞。会期は2013年6月8日(土)~23日(日)でした。
「アルゴリズミック」や「ジェネラティブ」といったキーワードで代表されるシステマティックな表現についての展示ということで、観る前はワクワクしてたんですよね。でも公式サイトなどを観ていると、なんか思ってたんと違う臭がプンプン漂っていて不安でもありました。
で、実際観てみて、ガッカリ側に心が大きく振れました。もうちょっとコンピュータ・プログラミング的な展示があるのかなぁ、と思っていたんです。でもそうではなくてコンピュータや3Dプリンターなどを使って産出された物体の展示ばかりでした。
そんな中、心に強く残ったのは土岐謙次という人の「七宝紋胎乾漆透器」(出展作家紹介)。これは美しい。他の展示からは「美」は一切感じられませんでしたねぇ。後述の2件を除いて。
『第16回文化庁メディア芸術祭』
2013年2月13日(水)、国立新美術館で標記展覧会を観ました。会期は2013年2月13日(水)~2月24日(日)なので初日だったわけです。
メディア芸術祭というと、その会期の短さから、平日もごった返す催しなわけですが、今回は意外と空いているなぁという印象。
今まで比べると、人が少ないような気もしますが、それを差し引いても、ずいぶんと余裕のある会場構成だったように思います。
今回は会場が今までより広くなったんですかね。それとも展示物全体ががサイズ的にコンパクトになっているんでしょうか。でも「欲望のコード」みたいなスペースをかなりとる展示もあったんだよなぁ。それとも初日だったから、まだ出足が少ないときに観ることができたのか。まぁいずれにしても休日の人出がどれほどになるのか気になるところ。
今回心に残ったのは3点。それらについて簡単に。
『魔法の美術館 光のアート展』
2012年8月8日(水)は千葉まで遠征して二つ、展覧会を観てきました。
まずは後から観た、2012年7月14日(土)~9月2日(日)の会期でおこわなれている千葉県立美術館の標記展覧会について。
『松尾高弘 インタラクティブアート展』
2011年6月9日(木)は所用で東京方面に出かけました。用事が午前中で済んだので、午後は新橋エリアの細かい展覧会を複数見てきましたが、そのうちのいくつかの感想なぞ。
まずはポーラミュージアムアネックス、2011年6月5日(日)~7月10日(日) の会期でおこなわれている標記展覧会について。
電子機器によるインタラクティブなインスタレーションが展示されています。
体験型作品は展示にスペースをとりますんで、本展覧会ではふたつの作品に絞られていました。
告知に使われている、それらふたつの展示物の写真はキレイなんですけどねぇ……
肝心の中身はと言うと、ちょっとねぇ……