[iPhone アプリ] CIRCULL
おまえらM.C. エッシャーは好きですか。私は大好きです。
エッシャーというと平面分割と不可能立体が二本柱という印象ですが、今回ご紹介する iPhone アプリ "CIRCULL" はエッシャーの平面分割にインスパイアされたパズルゲームです。
実際の見栄えや操作方法などは、百聞は一見に如かず、AppSpy.com による紹介動画↓を見てくだされ。
開発元による公式ティーザー↓もありますが、プロトタイプなのか見栄えも挙動も実際のアプリとはけっこう違います。
[iOS]プロパティの記述
前回、Objective-C におけるヘッダファイルとソースファイルの骨格コードを見ましたが、プロパティとメソッドがなければクラスは始まらない。
じゃあそれらはどう書けばええねん、ってことで、まずはプロパティの書き方から見てみます。
[iOS]ヘッダファイルとソースファイルの骨組
ActionScript の場合、クラスファイルは拡張子が as のファイル単体です。
C言語の場合、ヘッダファイルとソースファイルのペアになるのは、今さら言うまでもないですね。Objective-C もけったいなシンタックスとは言えどC言語。やっぱりヘッダとソースのペアになるとのこと。
ヘッダファイルは AS における interface ファイルに似てますな、ってゆーかオライリーの「iPhone SDK アプリケーション開発ガイド」ではインタフェースって呼んでる(P19、20)。
Objective-C ではソースファイルの拡張子が c ではなく m になるそうで、ずいぶんと違和感がある。ヘッダファイルの拡張子は Objective-C でも h で、こっちは座りがいい。
具体的にヘッダファイルとソースファイルの構造を見ていきます。
以下のコードは、XCode でプロジェクトに新たなクラスファイルを追加したときに、自動的に生成されるヘッダとソースのコードです。それぞれのファイルの骨組ですね。
クラス名はまどろっこしくも ClassExtendsNSOjbect としました。
Objective-C を学習するぞ
そろそろ iPhone アプリをプログラムしてみたいものである、と思い始めて幾星霜。でも Objective-C の学習はなかなか進まんですなぁ。
『よくわかるiPhoneアプリ開発の教科書』
森巧尚・著
毎日コミュニケーションズ
2,940円
漠然としたタイトルの本ですね。その点はハッキリ言って失敗だと思います。
が、その内容はかなり有益ですよ。買って損のない本だと思います。
アプリケーションは下記の二つの側面に分けられますよね。
- 外見、つまりユーザインターフェイス
- 機能、つまりそのアプリ自身のはたらき
普通アプリ開発はコードをガリガリ書いておこなうわけですが、iOS アプリの場合、上記の一つめについてならコードでガリガリ書かなくても済ます方法があります。
Interface Builder なら、画面上にラベルやボタン、アラート、スライダー、スイッチなどの必要なパーツを配置する、という、視覚的かつ簡単なやり方で作ることができます。
この「Interface Builder を使えば、iPhone アプリの外面がこんなに簡単に作れますよ」という解説に特化したのがこの本です。