『フジタ、夢をみる手』
2014年10月27日(月)、12月12日(金)ポーラミュージアムアネックスで標記展覧会を観ました。
なんでも今年は当ギャラリーが入っているポーラ銀座ビルが5周年だそうで、とてつもない記念企画が催されてます。
当ギャラリーの本宅であるところの、箱根のポーラ美術館が所蔵するレオナール・フジタの作品がおよそ40点も展示されます。しかも無料だという。
眩暈をおこしそうな素晴らし過ぎる展覧会です。
『モローとルオー ―聖なるものの継承と変容―』
2013年11月2日(土)、パナソニック汐留ミュージアムで標記展覧会を観ました。会期は2013年9月7日(土)~12月10日(火)。
ギュスターヴ・モローとジョルジュ・ルオーは師弟関係にあったとか。しかも相互にかなり強い親愛の情を抱く関係だったという。
ギュスターヴ・モローの教育方針は当時としては画期的というか異端というか、デッサンによって形を正確に捉えることよりもむしろ、奔放なる色遣いを重要視したため、ルオーやマティスなど、鮮烈な色遣いの画家の出現に貢献したという。
本展はそういったことをテーマにしたものだそうですが、私としてはモローといえば《出現》や《オイディプスとスフィンクス》に代表される、キリスト教説話やギリシア神話の世界を幻想的に描く象徴主義の画家というイメージがあり、そしてその幻想性に強く惹かれるものであります。よってモローにのみのめり込んで観てきた次第。
【宣伝】『ジョルジュ・ルオー アイ・ラブ・サーカス展』
当記事は観てきた美術展の感想ではなく、これから始まる美術展の告知です。
先だって参加させていただいた『あなたに見せたい絵があります』@ブリヂストン美術館のブロガー内覧会において運営事務局をなさっていた株式会社ウインダムのご担当者さまからメールをいただきました。
ざっくり言うと「今度、パナソニック汐留ミュージアムでやる展覧会の宣伝にこの画像を使ってもよろしくてよ」とチラシの画像をいただいた!
やったー! 美術展関連記事を書くときに貼りつける写真とか画像って、趣味でブログ書いてる人間には限界があるのよねー、というわけでさっそくその画像を貼っつけた記事を書くぜ。
いつぞや『ハンス・コパー展』を観た、新橋のパナソニック汐留ミュージアムで標記展覧会が、2012年10月6日(土)~12月16日(日)の会期で開催されます。
東京でルオー作品が観られる場所はいくつかあります。
例えば、国立西洋美術館の常設展示室「20世紀の絵画」コーナー。
あるいは、ついこの間観てきたばかりの出光美術館の第4展示室。
しかしなんと言っても日本でルオーと言えば、パナソニック汐留ミュージアムの「ジョルジュ・ルオー・コレクション」なんじゃないでしょうか。その数およそ230という大きさ。そんなパナソニック汐留ミュージアムで開催されるルオー個展と言えば期待も高まろうというもの。しかもこの展覧会、ルオー財団による特別企画展とのこと。
『妖怪まつり』
2011年8月7日(日)は銀座から東京にかけて、いくつか展覧会・展示会を見てきました。
そのレポの最初は、銀座三越のアートスペース∞でおこなわれている標記展覧会について。
会期は2011年8月2日(火)~9日(火)。
『あるべきようわ 三嶋りつ惠展』
ポーラミュージアムアネックスの次は、資生堂ギャラリーにて、2011年4月12日(水)~6月19日(日)の会期でおこなわれている標記展覧会について。
展示されているのはガラスを素材としたオブジェです。透明な素材っていいですよね。光に煌くさまは実に美しい。
表面が滑らかなもの。
凸面を昆虫の複眼のように嵌めこんだもの。
お好み焼きにかけるマヨネーズよろしく細長いガラスの線が表面に縦横無尽に走っているもの。
どのような方法か知らないけどガサガサさせたもの。
それぞれの質感によって光の反射具合が変化して、それがまた面白いです。