【宣伝】『ジョルジュ・ルオー アイ・ラブ・サーカス展』
当記事は観てきた美術展の感想ではなく、これから始まる美術展の告知です。
先だって参加させていただいた『あなたに見せたい絵があります』@ブリヂストン美術館のブロガー内覧会において運営事務局をなさっていた株式会社ウインダムのご担当者さまからメールをいただきました。
ざっくり言うと「今度、パナソニック汐留ミュージアムでやる展覧会の宣伝にこの画像を使ってもよろしくてよ」とチラシの画像をいただいた!
やったー! 美術展関連記事を書くときに貼りつける写真とか画像って、趣味でブログ書いてる人間には限界があるのよねー、というわけでさっそくその画像を貼っつけた記事を書くぜ。
いつぞや『ハンス・コパー展』を観た、新橋のパナソニック汐留ミュージアムで標記展覧会が、2012年10月6日(土)~12月16日(日)の会期で開催されます。
東京でルオー作品が観られる場所はいくつかあります。
例えば、国立西洋美術館の常設展示室「20世紀の絵画」コーナー。
あるいは、ついこの間観てきたばかりの出光美術館の第4展示室。
しかしなんと言っても日本でルオーと言えば、パナソニック汐留ミュージアムの「ジョルジュ・ルオー・コレクション」なんじゃないでしょうか。その数およそ230という大きさ。そんなパナソニック汐留ミュージアムで開催されるルオー個展と言えば期待も高まろうというもの。しかもこの展覧会、ルオー財団による特別企画展とのこと。
本展の概要や目的などは展覧会情報ページを参照していただくとして、簡単に言うと、以下のようなものとのことです。
ルオーはサーカスをテーマとしたものが全作品の1/3を占める。そんなサーカスに執着したルオーがサーカスやピエロを描くことで何を訴えようとしたのかを解き明かす展覧会。
個人的には、ジョルジュ・ルオーというとモチーフやテーマよりも、その技法が気になる画家。そう、あの厚塗りですね。てゆーか厚塗りなんてレベルじゃねー! まるで色つきの漆喰で塗り固めようとでもしているかのような画肌。てゆーか粘土細工? 極端過ぎて気圧されますね。
地元の美術館で開催される次回の企画展は『朝井閑右衛門展(PDF)』です(会期:2012年11月3日~12月25日)。この朝井閑右衛門という洋画家も、晩年はルオーと同じような超厚塗り技法で絵を描いているんですよね。
そのあたりの類似性などを参照するためにも観に行こうと思ってたんですよねーこの展覧会。
なお「ぶらぶら美術・博物館」や「出没! アド街ック天国」でお馴染みの(オレ的にはタモリ倶楽部の「今週の五つ星り」ヒュフテヴィッセンシャフトラー)山田五郎さんのトークイベントもおこなわれるという。うわ観てー、けど平日だから観られん。
最後にもっぺん展覧会情報。
題名:『ジョルジュ・ルオー アイ・ラブ・サーカス展』
公式サイトURL:http://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/12/121006
会場:パナソニック汐留ミュージアム
会期:2012年10月6日(土)~12月16日(日)
パナソニック汐留ミュージアムは美術館としては異例の水曜日休館なので要注意。
あと、三菱一号館美術館の『シャルダン展』と相互割引をやっているとのこと。半券持っていくと通常800円の観覧料が100円割引の700円になります。逆もまた100円引き。歩くにはちょっとキツい距離だけど、でもそれくらい近場だから2つまとめて観るよろし。
詳細は展覧会情報ページを隅から隅まで読んでね。
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