『絵画の在りか』
2014年8月12日(火)、東京オペラシティアートギャラリーで標記展覧会を観ました。
ラスコーやアルタミラの洞窟からも窺えるように、絵画は、それこそ人類発生とともに生れたのではないかと思われるくらい古くから存在するものです。そして、太古から現代まで長きに渡って、画題や技法など、多種多様なあり方をみせてきました。
この展覧会は、2000年以降に活躍する24名の作家の、合計110点あまりの作品を集め、現代絵画の最新の動向の紹介、および今日の絵画表現が持つ意味や本質を探るものとのことです。
『日本SF展 SFの国』
2014年8月12日(火)、世田谷文学館で標記展覧会を観ました。
当初、小説の1ジャンルとして海外から紹介され、瞬く間にあらゆる文芸に接続し、さらに映像やマンガをはじめとする隣接分野に浸透。そして文芸をはるかに超え、その影響は芸術や科学技術にまで拡散。今では思考法や哲学と呼ぶべき概念になったSF。
その日本SF黎明期に集ったSF作家第1世代、星新一、小松左京、筒井康隆の御三家をはじめとする綺羅星のごとき作家たちの息吹に触れることができるステキ展覧会。それがこの『日本SF展 SFの国』です。
「ボッコちゃん」や「おーい でてこーい」などの草稿!
「日本沈没」の原稿と「日本アパッチ族」の創作ノート!
同人誌「NULL」! うひょー!!
ってなぐあいで、日本SF第1世代の原稿、草稿、同人誌などに興奮してきました。
『オルセー美術館展 印象派の誕生 ―描くことの自由―』
2014年8月2日(土)、国立新美術館で標記展覧会を観ました。
会期は2014年7月9日(水)~10月20日(月)。
国立新美術館でオルセー美術館展というと、2010年にも開催されましたねぇ。
あんときはキャッチーな画家、キャッチーな作品が勢ぞろいで、ずいぶん混雑してました(『オルセー美術館展2010 ―ポスト印象派』会期:2010年5月26日(水)~8月16日(月))。
私も観に行きましたが、ルソー《蛇使いの女》が記憶に残っています。
『江戸妖怪大図鑑(第2部 幽霊編)』
2014年8月2日(土)、太田記念美術館で標記展覧会を観ました。
2014年7月1日(火)~9月25日(木)の会期でひと月ごとに主題を変えて、総展示替えがおこなわれるけっこう大規模な本展ですが、今回はその第2部の話。
なお、第2部の会期は8月1日(金)~26日(木)ですが、13日(水)までの第1期と14日(木)からの第2期に分割されています。
今回の構成は、以下のとおり細分化されています。
- 累
- お岩
- お菊
- 小幡小平次
- 浅倉当吾
- 崇徳院
- 平清盛と亡霊
- 平家の亡霊たち
- 清姫
- 姑獲鳥
- さまざまな幽霊
- 地獄
- 幽霊の見世物・人形
- 驚く人々
幽霊なら「姑獲鳥」よりも「産女」表記の方がふさわしいのでは、とか、幽霊括りは違うのでは(本所七不思議之内「
それはともかく。