『葛飾応為「吉原格子先之図」-光と影の美』
2014年2月13日(木)、太田記念美術館で標記展覧会を観ました。
先だって観た江戸東京博物館の『大浮世絵展』の感想でも触れましたが、葛飾応為《吉原格子先之図》といえば、ため息が出るほど美しい陰影表現に酔い痴れることができる肉筆浮世絵なわけです。
それをフィーチャーリングした本展は、《吉原格子先之図》に加え、陰影表現や月や夜景といった夜間の表現、光そのものを描こうとした花火や閃光、光輝の表現など、タイトルどおり光と影を扱った浮世絵作品が観られます。
『日本美術院再興100年 特別展 世紀の日本画』(前期)
2014年2月1日(土)、東京都美術館で標記展覧会を観ました。
今年(平成26年)は日本美術院の再興から100年目にあたるそうな。
その日本美術院による現在も続く展覧会「院展」の、草創期から現在までに渡る総覧が本展です。
日本画の超スーパースターの作品が煌めきまくります。
前期は2014年1月25日(土)~ 2月25日(火)、後期は2014年3月1日(土)~ 4月1日(火)の2期制で、展示作品数約120点が総展示替え。2回は訪れなければならない展覧会なわけです。
その前期展示作品から印象に残ったものについて徒然なるままに。