『海辺のミュージアムでみる日本画展』

3月 17, 2014 by · Leave a Comment
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『海辺のミュージアムでみる日本画展』

『海辺のミュージアムでみる日本画展』

2014年2月16日(日)と3月15日(土)、横須賀美術館で標記展覧会を観ました。あと1、2回は観たい展覧会です。

本展覧会の会期は2014年2月8日(土)~4月13日(日)です。
以下、当時の冊子等がすでに撤去されており、確認ができないため、私の記憶で書きます。もしかしたら思い違いがあるかも知れません。

横須賀美術館では企画展を年間に6回開催します。
2012年度末頃、2013年度の年間予定が示されたとき、企画展は5回しか予定されておらず、2、3月は空白になっていました。そのため2013年度の年間パスポートも従来の年度より安価だったように記憶しています。
また、常設展は年会に4回開催されるんですが、その第4期として、横須賀美術館所蔵日本画展が組まれていました。

では、企画展の空白期間、横須賀美術館はどうなる予定だったのか。

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『知られざるミュシャ展 ―故国モラヴィアと栄光のパリ―』

11月 11, 2013 by · Leave a Comment
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『知られざるミュシャ展 ―故国モラヴィアと栄光のパリ―』

『知られざるミュシャ展 ―故国モラヴィアと栄光のパリ―』

2013年11月1日(金)、そごう美術館で標記展覧会を観ました。

ミュシャといえば、アール・ヌーヴォー期の商業デザイナーとして今も絶大な人気を誇る作家。
ついこの前も森アーツセンターギャラリーでミュシャ展が開催されました。私も行きましたが激混みでしたなぁ(遠い目)。

本展は、あまり人目に触れることのない個人コレクションをメインとする約160点で、故郷の時代、大成功のパリ時代、帰郷後の時代と、ミュシャの画業を通覧しようというもの。

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『福岡市博物館所蔵 幽霊・妖怪大全集』

7月 29, 2013 by · Leave a Comment
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『福岡市博物館所蔵 幽霊・妖怪大全集』

『福岡市博物館所蔵 幽霊・妖怪大全集』

2013首都圏夏のお化け祭りの真打登場!! 去年、東日本のお化け好きを大いに悔しがらせた標記展覧会が、ついに首都圏にやってきた!!

あ、悔しがったのは別に YKI48 総選挙に参加できなかったからではありませんよ。その開催地のあまりの遠さゆえ、行くことができなかったためです。

日本画家にして風俗研究家の吉川観方が集めた幽霊・妖怪画コレクションを福岡市博物館が一括買上という快挙。その作品群が一堂に会するこの展覧会。会期は、前期が2013年7月27日(土)~8/11日(日)、後期が2013年8月13日(火)~9月1日(日)の2期構成。その初日である2013年7月27日(土)に行ってきました。

三井記念美『大妖怪展』、横須賀美『日本の「妖怪」を追え!』、そして本展。いずれも展示品がかなり被っていて、3展目ともなると、またこれかぁ、と、もう食傷気味なんすよねー。

という意見は言いがかりというもの。

去年開催されたものが今年、関東に巡回してきたのが本展なわけで、そもそもこっちが元祖だ。鑑賞の歩みを進めるにつれて、元祖の底力を大いに見せつけられました。

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『日本の「妖怪」を追え! 北斎、国芳、芋銭、水木しげるから現代アートまで』

7月 18, 2013 by · Leave a Comment
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『日本の「妖怪」を追え! 北斎、国芳、芋銭、水木しげるから現代アートまで』

『日本の「妖怪」を追え! 北斎、国芳、芋銭、水木しげるから現代アートまで』

三井記念美術館で開催中の『大妖怪展』に続く、2013首都圏夏のお化け祭り第2弾は、横須賀美術館の標記展覧会です。
会期は2期構成で、前期が2013年7月13日(土)~8月4日(日)、後期が2013年8月6日(火)~9月1日(日)。ウキウキワクワクソワソワしながらその初日に行ってきました。

3部構成で、第1章が江戸期の作品、第2章が明治・大正期の作品、第3章が昭和から現代の作品となっています。水木しげる妖怪画は過去を継承した伝統的妖怪を扱ったものであるため第2章に分類されています。

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『街の記憶 写真と現代美術でたどるヨコスカ』

6月 9, 2013 by · Leave a Comment
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『街の記憶 写真と現代美術でたどるヨコスカ』

『街の記憶 写真と現代美術でたどるヨコスカ』

現在、横須賀美術館では標記展覧会が開催されています。

横須賀美術館の裏山を登られた方は三軒家園地という広場をご覧になられたかも知れません。これはかつて東京湾防衛のための砲台が設置されていた場所で、この他にも観音崎地区には砲台が数多く設置されていました。それらは軍の施設であるため、もちろん民間人の立ち入りは禁止。
また横須賀の近代化みならず、日本近代化の原動力になった横須賀製鉄所という施設が汐入地区にありました。のちにそれは横須賀海軍工廠となり、第二次大戦後は横須賀米海軍基地となり、現在に至ります。

このように横須賀のあちこちに軍の施設があるためなのか、第二次世界大戦が終わるまで街の景観の撮影や写生が禁じられてきたとのことです。地元民なのに初めて知る衝撃の事実。

そして戦後になると、横須賀はかつて日本軍の基地の町、今はアメリカ進駐軍の基地の町という特殊性から、東松照明や森山大道といった写真家が作品のモチーフを求めて集まってきたそうです。

そんな戦後から現代まで、横須賀を舞台に撮影された写真で横須賀史を辿ろうというのがこの展覧会です。
広く世間一般に向けてというよりもむしろ、横須賀市民に向けた、住んでるあなたも知らない横須賀をご覧あれ、といった印象の展覧会と見受けました。

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