『松尾高弘 インタラクティブアート展』
2011年6月9日(木)は所用で東京方面に出かけました。用事が午前中で済んだので、午後は新橋エリアの細かい展覧会を複数見てきましたが、そのうちのいくつかの感想なぞ。
まずはポーラミュージアムアネックス、2011年6月5日(日)~7月10日(日) の会期でおこなわれている標記展覧会について。
電子機器によるインタラクティブなインスタレーションが展示されています。
体験型作品は展示にスペースをとりますんで、本展覧会ではふたつの作品に絞られていました。
告知に使われている、それらふたつの展示物の写真はキレイなんですけどねぇ……
肝心の中身はと言うと、ちょっとねぇ……
『山口晃展 東京旅ノ介』
今年初の美術展巡り、メゾンエルメスの次は、銀座三越の催事場で開催されていた標記展覧会を見に行きました。会期は2010年12月28日(火)~2011年1月10日(月・祝)。
『「雪」曽根裕展』
水晶。
六角柱を成す無色透明の鉱石。
その深い透明度と、それゆえの眩い煌めきは、まさに自然の神秘。
この世で最も美しいもののひとつだと私は思います。
雪。
その目に見えぬ真の姿は六角形の結晶。
放射状に枝を伸ばす形状のバリエーションの無限さも、また自然の神秘。
これも、この世で最も美しいもののひとつだと私は思います。
水晶を素材に、雪の結晶の形を彫り出した立体造形作品の展覧会が、銀座メゾンエルメスで、2010年12月10日(金)~2011年2月28日(月)の会期でおこなわれているという。2011年1月8日(土)はそんな標記展覧会を見に行ってきました。
この展覧会を見て感じたこと表現すると「絶望」の一言。これにに尽きます。
『ユーフラテス展』
2010年12月18日(土)、ggg へ行ってきました。2010年12月2日(木)~25日(土)の会期でおこなわれている標記展覧会を観てきました。
慶應義塾大学佐藤雅彦研究室の卒業生から構成されるクリエイティブ・グループ、ユーフラテス。この展覧会では、その結成(2005年)から5年間にわたる作品を一覧することができます。
1階展示スペースでは「ISSEY MIYAKE A-POC INSIDE」「イデアの工場」「0655と2355」。
地階展示スペースでは「“これも自分と認めざるをえない”展」「君の身体を変換してみよ展」「日常にひそむ数理曲線」「ピタゴラスイッチ」等々といった展覧会や制作物の展示がされています。
そして各作品は、何を基盤とし、どのような思索を経て作品に結実したのか、ということが解説されています。ユーフラテスの制作の秘密を、ユーフラテス自らが明かす、まぁ自作解題といった趣の展覧会ですね。
それらの解説を読んで思うのは、実に科学的なプロセスによって作品が作られているなぁ、ということ。
『石上純也展 建築はどこまで小さく、あるいは、どこまで大きく広がっていくのだろうか?』
2010年10月2日(土)、新橋・銀座~日本橋方面展覧会踏破、2番目は資生堂ギャラリーで2010年8月24日(火)~10月17日(日)の会期でおこなわれている標記展覧会です。