[iOS]プロパティの記述
前回、Objective-C におけるヘッダファイルとソースファイルの骨格コードを見ましたが、プロパティとメソッドがなければクラスは始まらない。
じゃあそれらはどう書けばええねん、ってことで、まずはプロパティの書き方から見てみます。
プロパティには private と public があるわけですが、それぞれ以下のように書き分ければ良いもよう。
ヘッダファイル
ヘッダファイルにおける記述は、private、public 問わず、まず、@interface に続く {} の中に以下のフォーマットで定義を記述します。
{ 型名 プロパティ名 }
private なプロパティならそれで終わり。
public なプロパティなら、{} の後に @property 行を以下のフォーマットで記述します。
@property (属性) 型指定 プロパティ名
以上を踏まえて書くとこんな感じでしょうか。
@interface ClassExtendsNSOjbect : NSObject { int privateValue; int publicValue; } @property (nonatomic) int publicValue;
属性は何か複雑そうな感じなので詳細はまた別途。
ソースファイル
ヘッダファイルにおける記述では、private なプロパティなら、メソッド内で随意に使用すれば良いだけ。
public なプロパティなら、メソッド内で随意に使用する前に、@synthesize という行を記述します。
@synthesize のあとにプロパティ名を記述するだけ。
@implementation ClassExtendsNSOjbect @synthesize publicValue;
ソースファイルの @synthesize 行とヘッダファイルの @property 行、このセット記述が ActionScript におけるセッター関数とゲッター関数の記述に相当するとのこと。
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