『アンドレアス・グルスキー展』

『アンドレアス・グルスキー展』
金曜日、国立新美術館は20時まで開館しています。閉館まで1時間弱の時間があったので、2013年7月5日(金)は『貴婦人と一角獣展』鑑賞後、標記展覧会も併せて鑑賞しました。会期は2013年7月3日(水)~9月16日(月)。
このまま国新美で本展を観るか、サントリー美術館に『谷文晁』展を観に行くか迷ったんですが、1時間弱で移動と鑑賞はキビシイかなぁ、と思えたので、本展を観たわけですが……
鑑賞料と費やした時間を考えると大失敗。
まぁチラシを見ていた段階で、自分の琴線に触れる展覧会ではなさそうだ、という予感はあったんで、がっかりすることは織り込み済み。そんなハードルの低さが、せめてもの救いか。
この写真はいいな、と思えたのは「カミオカンデ」「パリ、フランス共産党本部」「無題XV」(泡状というか網目状というか、そういった穴の開いた壁というか衝立というか、そういうものを写したもの。ここにある会場内写真の一番下のやつ)の3枚くらい。あとは「バンコク」シリーズかなぁ。他の写真はちょっとなぁ……
ところで「バンコク」シリーズってCG加工してるよね?
まぁ私、写真はかなり疎いです。芸術としての写真の歴史的文脈とかムーブメントとか、まったく知らないですし。
今、『街の記憶』開催中に横須賀美術館のミュージアム・ショップで購入した、ホンマタカシ「たのしい写真」を読んで、知識を仕入れ中なので、高額鑑賞料写真展に挑むのは、もっともっと写真の見方の研鑽を積んでからにしようと心に決めた私です。
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