『貴婦人と一角獣展』

7月 10, 2013 by · Leave a Comment
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『貴婦人と一角獣展』

『貴婦人と一角獣展』

2013年7月5日(金)、国立新美術館で開催中の標記展覧会を観ました。会期は2013年4月24日(水)~7月15日(月)。

妖怪クラスターとしては幻想動物も当然のことながら守備範囲。
よって本展覧会も押さえるだけは押さえとかないとイカンよなぁ、と思いつつも、美術工芸品として、織物にはまったく興味を抱けないの私なので、行こうかどうしようかと思案してたら、こんな終了間際のタイミングになった次第。

フランス国立クリュニー中世美術館が誇る6枚のタピスリーとのことで、織りは見事なものだと思いますが、実物を見てこその黄金体験を味わったという印象はないっすねぇ。オレ価値観的には写真でも充分かなぁ。

一角獣という幻想動物について新たな知見を得られたわけでもないですしね。まぁおまえの鑑賞ポイントが常識的にヘンだ、と言われたら反論のしようがないわけですが。

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『「テクネ 映像の教室」展』

4月 4, 2013 by · Leave a Comment
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『「テクネ 映像の教室」展』

『「テクネ 映像の教室」展』

2013年3月23日(土)、DESIGN HUB で標記展覧会を観ました。会期は2013年3月1日(金)~3月31日(日)。

入口にはオープニングのアレが配置されています。その前方には足の印が貼られ、そこに立つとちょうどオープニング・ムービーのようにちゃんと TECHNE の文字が見られるようになっていました
また、ボーナストラックとしてプロジェクション・マッピングの新作とそれに付随したワークショップ的なものがおこなわれています。
そして、テクネ・トライのメイキング編がロングバージョンになってたっぽい。

それらを除くと、テレビ放映された第1期から第3期までのテクネ・トライの映像がそのまま展示されているだけで、観客がわざわざ会場まで出向いた労に報いた展示とは、あまり感じられません。熱意に欠ける展覧会とでも言いますか。
同じEテレの番組をモチーフとし、同じ六本木が会場になっている『「デザインあ」展』とは、その力の入れ方に雲泥の差があるように思えたのが、ちょっと悲しいところ。
おかげでじっくり見たいという意欲はわかず、流し見るだけになってしまったです。
第4期の予告編的映像を流すくらいのサービスがあってもしかるべきなんじゃあないですかねぇ。

まぁ、デザインハブは、ちょっとしたデザイン展示スペースですからねぇ。このくらいの規模がちょうどいい、と言えば、ちょうどいいのかも知れない。

ところで思うんですが、テクネ・トライの作品よりもテクネ・ID の映像の方が優れている場合が多いってのは、どうなんでしょうねぇ。
テクネ・トライに対してディレクターはダメ出しすべきなんじゃないですかねぇ。

オープニングのアレ

オープニングのアレ

『第16回文化庁メディア芸術祭』

2月 14, 2013 by · Leave a Comment
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『第16回文化庁メディア芸術祭』

『第16回文化庁メディア芸術祭』

2013年2月13日(水)、国立新美術館で標記展覧会を観ました。会期は2013年2月13日(水)~2月24日(日)なので初日だったわけです。

メディア芸術祭というと、その会期の短さから、平日もごった返す催しなわけですが、今回は意外と空いているなぁという印象。
今まで比べると、人が少ないような気もしますが、それを差し引いても、ずいぶんと余裕のある会場構成だったように思います。

今回は会場が今までより広くなったんですかね。それとも展示物全体ががサイズ的にコンパクトになっているんでしょうか。でも「欲望のコード」みたいなスペースをかなりとる展示もあったんだよなぁ。それとも初日だったから、まだ出足が少ないときに観ることができたのか。まぁいずれにしても休日の人出がどれほどになるのか気になるところ。

今回心に残ったのは3点。それらについて簡単に。

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『お伽草子』

10月 15, 2012 by · Leave a Comment
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『お伽草子』

『お伽草子』


2012年10月8日(月)に、サントリー美術館の標記展覧会を観ました。

年代物の絵巻物という性格上、その展示にはかなりの制限が課せられることでしょう。そのため、かつて日本には物語があふれていた、とカタログ的に数多くの物語を紹介するというコンセプトになったものと思われます。そしてそれは、限られた条件内でベストを尽くしたものだ、ということは理解しているつもりです。
しかしその結果として、それぞれの物語の紹介が細切れになり、各物語のストーリー全体がつかみにくかったように思えます。その点で個人的にはモヤモヤする展覧会でした。

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『大エルミタージュ美術館展』

7月 6, 2012 by · Leave a Comment
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『大エルミタージュ美術館展』

『大エルミタージュ美術館展』

2012年7月4日(水)、標記展覧会を観に、国立新美術館へ行きました。

本展は、ロシアが世界に誇るエルミタージュ美術館の収蔵品で、ルネサンス以降の西欧絵画史を概観しようとする試み。

何の裏づけもなく物言いますが、本年度は『○○美術館展』という展覧会が多い気がする。
今現在も上野で『ベルリン国立美術館展(ドイツ)』と『マウリッツハイス美術館展(オランダ)』が開催されているし、『ストラスブール美術館展(フランス)』が各地を巡回中。そしてやはり上野で『メトロポリタン美術館展(アメリカ)』も控えている。

これらの展覧会も本展同様、一美術館の収蔵品で西洋美術史を概観するってのがテーマなんですかねぇ。
でも、それってちょっと厳しくないですか? いくら各国が世界に誇る美術館とは言え、一美術館の収蔵品だけですよ?
単に知識が乏しいからそう感じるだけなんでしょうかねぇ。

ミーハー愛好家としては、いっそ、その西洋各国が誇る美術館の至宝が日本で観られる、と開き直りますか。
ベルリンなら「真珠の首飾りの少女」、マウリッツハイスなら「真珠の耳飾りの少女」だけを目当てに行くとか。なんか『ベルリン国立美術館展』はフェルメール一点豪華主義だなんて話も聞くけど。

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