Clliford Attractor パターン B ~点対称~
繰り返しになりますが、前回投稿した Clliford Attractor の漸化式は以下のようなものでした。
xn+1 = sin(a*yn) + c*cos(a*xn)
yn+1 = sin(b*xn) + d*cos(b*yn)
過去 wonderfl に投稿されたすべての Clliford Attractor でもこの漸化式が使われていましたし、ネット上で散見される Clliford Attractor の定義もこの漸化式になっています。
ところで、Softology – Visions Of Chaos 2D Strange Attractors Tutorial というページでは Clliford A. Pickover によるストレンジ・アトラクターとして、別な漸化式のものが紹介されています。
それによると Clifford A. Pickover さんの著書である "Chaos in Wonderland" という本に、 Clliford Attractor のデフォルトである「王の夢」というものが紹介されているとのことで、それは以下の漸化式になっているそうです。
xn+1 = sin(a*yn) + c*sin(a*xn)
yn+1 = sin(b*xn) + d*sin(b*yn)
前回の漸化式との違いは、使う三角関数がすべてサインになっている点。この漸化式を使い、前回のコードを fork したのが↓
forked from: Clifford Attractor (B) – wonderfl build flash online
Clliford Attractor パターン A
最初に取り上げるのは Clifford A. Pickover によるストレンジ・アトラクター。
このストレンジ・アトラクターは、これとかこれとかこれとかこれとかこれとか、wonderfl にいろいろ投稿されてまして、初学者の私としては、まずは取っつきやすい、先賢のコードがあるものから手を着けてみました。
で、それが↓
Clifford Attractor (A) – wonderfl build flash online
ストレンジ・アトラクター
フラクタルを学んだらカオスも学びたくなるのは自然の摂理。
ってなわけで、カオスのビジュアライズをいろいろ勉強したい所存。
カオスのビジュアライズってもいろいろあるようですが、まずは分かりやすそうな印象を受けたストレンジ・アトラクターについて、ActionScript を組んでみようかな、と。