『熱帯夜』

11月 19, 2010 by · Leave a Comment
Filed under: 読書日記 
Bookmark this on Delicious
[`livedoor` not found]
[`yahoo` not found]

曽根 圭介・著
角川ホラー文庫
620円

この文庫には、表題作である「熱帯夜」と「あげくの果て」「最後の言い訳」の3つの短編が収録されています。
以下、それぞれの作品について思うところなんぞをつらつらと。

「熱帯夜」は、ストーリーそれ自体は特に斬新だったり、目を見張ったりというものではありません。
しかし、筋運びにある仕掛けが施してあり、それは実に巧みです。仕掛けに気づいたとたん思わず膝を打ちたくなる見事さで、実に素晴らしい。

Read more