『フランダースの光』

『フランダースの光』
光あるところに影がある。
『陰影礼讃』で欲求不満なわたくしは、影がダメなら光を見に行こうと考えたのでした。
私の知る限り、今開催されている、光にまつわる展覧会はふたつあります。
ひとつは府中市美術館でおこなわれている『バルビゾンからの贈りもの』展。しかしもうすでに閉館時間を迎えている(このとき六本木で17時)。
てなわけで、2010年10月9日(土)、最後の展覧会は、もうひとつの方に行くことになりました。
渋谷の Bunkamura ザ・ミュージアムでおこなわれている標記展覧会です。会期は2010年9月4日(土)~10月24日(日)。ここなら土曜日は21時までやってるから余裕っち。
『陰影礼讃』

『陰影礼讃』
2010年10月9日(土)、板橋区立美術館のあとは乃木坂に移動。2010年9月8日(水)~10月18日(月)までおこなわれている標記展覧会を国立新美術館で見ました。
谷崎潤一郎が「陰翳礼讃」という書を著しているように、日本の文化には陰影がとても重要な役割を果たしています。私も好きです。
キービジュアルがロトチェンコの「階段」であるチラシなどを見るとかなり期待しちゃいますよね。
でも実際のことこの展覧会、「陰」や「影」をメインに据えた作品とは思えないものがけっこう展示されており、ちょっとズレてるんじゃないかなー、と見はじめ早々から感じたんですが、結局最後までそうでした。
『諸国畸人伝』

『諸国畸人伝』
2010年10月9日(土)は、板橋区立美術館に行ってきました。2010年9月4日(土)~10月11日(月)の会期でおこなわれている標記展覧会を見に。
この美術館は、個人的にツボな面白い企画を打ち出してくるんで楽しみにしているんですが(遠いのが難点、近場だったら全部の企画展に行きたいくらい好き)、今回もまたステキな時間を楽しませていただきました。
パンドラム
ラストシーケンス、危難からの脱出と新しい希望を描いた場面から「トータルリコール」を思い出した。
どう考えてもこれ死んだだろ、と思わせながらもギリギリて生きているところといい、そんな目にあったキャラたちが囲まれる自然の美しさ、壮大さ、荘厳さといい。
劇場版 機動戦士ガンダム00
うーん、全然覚えてなかったけど、いろいろ調べたらTVシリーズ中にエイリアンの登場が想定されていたんだね。でもガンダムでそれってどうなの? という釈然としない印象は残ったなぁ。