『飛騨の円空』
2013年2月1日(金)、上野トーハクで標記展覧会を観ました。
会期は2013年1月12日(土)~4月7日(日)。会場は本館1階特別室。いつぞや『出雲展』をやった場所。
平成館ではないため、そのスペースはあまり広くない。しかしだからこそ犇めくように円空仏が充満しているその空間は、何とも心地よいではありませんか。
荒々しい鑿跡が生み出す大胆で力強い造形が実にカッコイイ。
他のどんな木彫仏像とも似ていない個性にとにかく目を瞠る。
いやあ素晴らしいもんですねぇ。
『琵琶湖をめぐる近江路の神と仏』
2012年9月15日東京エリアぐるり美術館巡りの旅その3。
LIXIL ギャラリーで美しいモノクロ陶器を堪能した後は、このエリアに存在する4大美術館のふたつめ三井記念美術館で開催されている標記展覧会を観ました。会期は2012年9月8日(土)~11月25日(日)と、まだ始まって間もない展覧会。
この展覧会、美術館サイトにおいて来年度のスケジュールとしてタイトルだけが出たときから楽しみにしていたんですよねー。しかし展覧会の内容が掲示された段階で大いに盛り下がり、出品目録のPDFでとどめを刺されたのです。
はっきり言って看板に偽りあり。
これなら2アイテムの展示を取りやめて、タイトルを『琵琶湖をめぐる近江路の仏たち』とでもするべきだと思う。