聖地巡礼(前編)
八王子には京王線が通っていて良かった良かった。
2011年1月15日(土)、八王子で水木しげる展覧会を見た後は、水木先生関連の聖地のひとつである調布駅へ行きました。
目的地は調布駅北口にあるという
『水木しげるの世界 ゲゲゲの展覧会』
2011年1月15日(土)は八王子まで遠征してきました。
目的地は八王子市夢美術館。2010年11月26日(金)~2011年1月23日(日)の会期でおこなわれている標記展覧会を観てきたわけです。
JR八王子駅から八王子市夢美術館まで、歩いて10分程度の距離ですが、その間、当該展覧会のポスターが案内版やら町内会掲示板やら衝立やらとあちらこちらに貼られていて、八王子市は夢美術館をプッシュしまくり、という印象を受けました。
『三代徳田八十吉展』
去年末のこと。
年明け早々どっか展覧会を観に行きたいなー、とネットを徘徊していたら、そごう美術館でおこなわれる標記展覧会のページで指が止まりました。
この色のグラデーションの美しさ。とりわけ青の深み。その鮮烈な存在感には目を奪われましたよ。
そんなわけで2011年1月8日(土)、銀座方面からの帰り道、途中下車して、横浜そごう6階へ行きました。
見入ってしまう、魅入られてしまうこの美しい色表現は、徳田家に伝わる釉薬、古九谷五彩のうち、ガラス成分のない赤をのぞいた紺、紫、緑、黄の4つの色だけで織りなされるグラデーションとのこと。
しかし三代目の作る作品の美しさはその色だけではないことが会場で現物を見て分かりました。
『山口晃展 東京旅ノ介』
今年初の美術展巡り、メゾンエルメスの次は、銀座三越の催事場で開催されていた標記展覧会を見に行きました。会期は2010年12月28日(火)~2011年1月10日(月・祝)。
『「雪」曽根裕展』
水晶。
六角柱を成す無色透明の鉱石。
その深い透明度と、それゆえの眩い煌めきは、まさに自然の神秘。
この世で最も美しいもののひとつだと私は思います。
雪。
その目に見えぬ真の姿は六角形の結晶。
放射状に枝を伸ばす形状のバリエーションの無限さも、また自然の神秘。
これも、この世で最も美しいもののひとつだと私は思います。
水晶を素材に、雪の結晶の形を彫り出した立体造形作品の展覧会が、銀座メゾンエルメスで、2010年12月10日(金)~2011年2月28日(月)の会期でおこなわれているという。2011年1月8日(土)はそんな標記展覧会を見に行ってきました。
この展覧会を見て感じたこと表現すると「絶望」の一言。これにに尽きます。