ディザ法(2)
カラーイメージを2値化しながらも、自然な濃淡を感じさせる手法ハーフトーニング。
それを実現するための2つの方法のうちの1つ、ディザ法について前回、見ました。
ディザ法にはランダム・ディザ法と組織的ディザ法の2つがある。
ランダム・ディザ法はその名のとおり、ビットマップデータの各ピクセルごとにランダムで閾値を設定して2値化する方法。
組織的ディザ法は 4×4 のマトリックスの各要素に閾値を格納し、それを型紙として、ビットマップデータと突き合わせて2値化する方法。
そして 4×4 のマトリックスの各要素にどのような順番で閾値を格納するかで6つのパターンがある、ということまで見ました。
ディザ法(1)
白と黒の2色だけで、カラーイメージの自然な濃淡を表現する方法。今回はディザ法について見てみます。
閾値法は、イメージデータの全ピクセルを同一の閾値で判定し、白か黒に置き換える方法でした。対してディザ法は、ピクセルごとに異なる閾値で判定し、白か黒に置き換える方法です。
如何にしてピクセルごとに異なる閾値を設定するのか。その設定手段により、ディザ法は以下の2つに分けられます。
- ランダム・ディザ法
- 組織的ディザ法
その他にもディザ法はあるっぽいんですが、この2つだけを扱います。
ハーフトーニング
今のコンピュータはリソースが潤沢なので、画像処理における2値化といえば、閾値による2値化(閾値法)だけを注目してればいいんじゃないか、というのが個人的な印象。
ところで閾値法はイメージデータの全ピクセルを同一の閾値で処理するから、黒い領域と白い領域がベタっと分離してしまいますよね。
かつてコンピュータがモノクロ表示しかできなかった時代、あるいはモノクロプリンタで印刷する場合、カラーイメージをどのようにして表示ないしは印刷するか、ということを追求し、閾値法とは異なる2値化の方法で、自然な濃淡が表現されたとのこと。
で、これからしばらくは、その自然な濃淡を表現する2値化の種類と ActionScript 3.0 による実装の話。
『どうぶつ大行進』
2012年8月8日(水)の千葉遠征記の続き。
先に観ていたのはこっちなんですが、千葉市美術館で2012年7月14日(土)~9月2日(日)の会期で開催中の標記展覧会の話。
まず始めに断っておくと、この展覧会マジお勧め。近場の人もそうでない人も、観といた方がイイっす。
『魔法の美術館 光のアート展』
2012年8月8日(水)は千葉まで遠征して二つ、展覧会を観てきました。
まずは後から観た、2012年7月14日(土)~9月2日(日)の会期でおこわなれている千葉県立美術館の標記展覧会について。