『私は見た:フランシスコ・デ・ゴヤの版画における夢と現実』

『私は見た:フランシスコ・デ・ゴヤの版画における夢と現実』
2014年7月20日(日)、国立西洋美術館の版画素描展示室で標記展覧会を観ました。
国立西洋美術館の版画素描展示室というと、我々を魅了してやまないイケてる企画展ばかりのステキ空間ですよね。
今回話題にするスペインの巨匠ゴヤの版画展は、2014年7月8日(火)~9月15日(月)の会期で開催されています。
『江戸妖怪大図鑑(第1部 化け物編)』

『江戸妖怪大図鑑(第1部 化け物編)』
2014年7月4日(金)は太田記念美術館で標記展覧会を観ました。
春はあけぼの、夏は化け物と言いますが、近年定着しつつある、妖怪変化をテーマとした夏の展覧会が今年も開催されます。浮世絵の殿堂、太田記念美術館で、期間は3か月にも渡り、全3部構成、展示点数269点にもおよぶ大規模なもの。
本展覧会は各部ごとに以下のようにカテゴライズされています。
第1部は「化け物」編。
会期は2014年7月1日(火)~7月27日(日)で、鬼、天狗、河童など妖怪が描かれたものが並びます。
第2部は「幽霊」編。
会期は2014年8月1日(金)~8月26日(火)で、四谷怪談のお岩さんや皿屋敷のお菊さんなど幽霊が描かれたものが並びます。
第3部は「妖術使い」編。
会期は8月30日(土)~9月25日(木)で、道人、妖人、仙人、忍者といった、奇妙な術を使う人々やその召喚獣(蝦蟇、大蛇、蛞蝓、蜘蛛など)が描かれたものが並びます。
浮世絵の始祖・菱川師宣から最後の浮世絵師・月岡芳年まで、時代的には1680年ごろから1890年あたりという、実に200年以上に渡る長い期間の間に描かれた作品群が一堂に会するとのこと。
太田記念美術館の本気がみなぎる展覧会ではないでしょうか。
で、今回はその第1部「化け物」編。
『台北 國立故宮博物院-神品至宝-』

『台北 國立故宮博物院-神品至宝-』
2014年6月28日(土)、日本の超絶技巧を堪能した後は、中国の超絶技巧を堪能するために東京国立博物館へ移動。その会期が2014年6月24日(火)~9月15日(月)だという、始まって間もない標記展覧会を鑑賞しました。
まずは、日本サイドの一部がやらかした失態を、寛い心で許してくださった台湾当局の方々に感謝!
で、展覧会の中身についてですが、書がけっこう多くて、書にあまり興味のない私といたしましては、ちょびっと残念。
『超絶技巧! 明治工芸の粋』

『超絶技巧! 明治工芸の粋』
2014年6月28日(土)、三井記念美術館で開催中の標記展覧会を滑りこみ気味に鑑賞してきました。
京都は清水三年坂美術館が誇る、明治の名工たちによる超緻密・超美麗な伝統工芸品の数々を、東京に居ながら観ることがきるという、実に贅沢な展覧会が本展です。
展示されている工芸品は以下の9つの分野に渡っています。
- 七宝
- 金工
- 漆工
- 薩摩
- 刀装具
- 自在
- 牙彫・木彫
- 印籠
- 刺繍絵画
この中だと、自分の好みは金工、自在、牙彫。そこいら辺を念入りに観てきました。
以下、特に印象に残ったものを徒然なるままに。
『非日常からの呼び声 平野啓一郎が選ぶ西洋美術の名品』

『非日常からの呼び声 平野啓一郎が選ぶ西洋美術の名品』
2014年4月29日(火)、国立西洋美術館で標記展覧会を観ました。
本展は、地下2階の展示室が会場です。
国西美の企画展というと、ひとつの展覧会で、地下1階および2階を使っていることが多かったと思うんですが、今回、1階では『ジャック・カロ ―リアリズムと奇想の劇場』という別の企画展が開催されており、2014年4月8日(火)~6月15日(日)という同一会期でふたつの独立した企画展が開催されています。
本展は、芥川賞作家平野啓一郎がその審美眼で国西美の所蔵品から作品をセレクトする、という企画らしいですが、なぜか1点だけポーラ美術館の所蔵品が含まれています。他に国西美の所蔵品31点。併せて32点の作品が展示されています。
油彩画や水彩画といった絵画作品、銅版画や木版画といった版画作品、そしてロダンの銅像などから成っていますが、全体的に幻想味過多で、とても好ましい展覧会でした。もちろん図録は速攻で買いましたとも。
