琳派伝統「風神雷神図」比較

5月 9, 2014 by · Leave a Comment
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第1期の俵屋宗達。
その宗達に私淑した第2期の尾形光琳。
その光琳に私淑した第3期の酒井抱一およびその弟子の鈴木其一。

それぞれ100年近くもの断絶がありながら、先達の美意識やデザイン性、意匠などを引き継いでいるとかで、ひとつの流派と認識されている稀有な美術ムーブメント「琳派」。
その琳派には、先人の図柄を模写するという伝統がありますが、どういう星の巡り合わせでしょうか、今年は、その伝統的図柄のひとつである風神雷神図のうち、上に列挙した四人の絵師の作品が時を同じゅうして東京に集うという奇跡の年でありました。

各作品は以下の場所、スケジュールで観ることができます(ました)。

俵屋宗達《風神雷神図屏風》建仁寺蔵(国宝)
東京国立博物館『栄西と建仁寺』展
2014年3月25日(火)~2014年5月18日(日)

尾形光琳《風神雷神図屏風》東京国立博物館蔵(重要文化財)
東京国立博物館本館7室「日本美術の流れ」
2014年4月8日(火)~5月18日(日)

酒井抱一《風神雷神図屏風》出光美術館蔵
出光美術館『日本絵画の魅惑』展(前期)
2014年4月5日(土)~5月6日(火)

鈴木其一《風神雷神図襖》東京富士美術館蔵
東京富士美術館『江戸絵画の真髄』展
2014年4月8日(火)~6月29日(日)

私は、宗達、光琳、抱一は2014年4月29日(火)、其一は2014年5月4日(日)、と古い順ですべて観たところです。同じひとつの流派で、同じ図柄を使いながら、絵師によって、ずいぶんと出来不出来が激しいもんだと嘆息した次第。

風神雷神図におけるオレ序列は以下な感じ。

宗達>其一>>>>>(越えられない壁)>>>>>光琳>>>抱一

以下、個別に触れたいと思いますが、これはあくまでも風神雷神図屏風および襖に限っての見解です。

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『ねこ・猫・ネコ』

4月 25, 2014 by · Leave a Comment
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『ねこ・猫・ネコ』

『ねこ・猫・ネコ』

2014年4月24日(木)、渋谷区松濤美術館で標記展覧会を観ました。
会期は2014年4月5日(土)~5月18日(日)。

美術として表現された猫にまみれて、猫の愛くるしさに身悶えしよう! というコンセプトの展覧会だと思うんですが、ならば、これは外せない、という作品が三つあると思うんですよ。

まず、歌川国芳の猫を扱った絵画群。
図録にはこうありました。
国芳をテーマとした展覧会は近年頻繁に開かれており、国芳の猫ものも目にする機会が多いため、あえて外したのである、と。
そういったキュレーション哲学であるならば、納得しました。

次に、竹内栖鳳《班猫》。
これは重要文化財であるため、1年間に展示できる日数が限られている、ということなので、まぁ仕方ないかなぁ、とは思います。

しかし三つめは譲れない。
なぜこれを招かないのか、猫に癒されるならコレを見ずに何を見るのか、という作品が欠けています。

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『海辺のミュージアムでみる日本画展』

3月 17, 2014 by · Leave a Comment
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『海辺のミュージアムでみる日本画展』

『海辺のミュージアムでみる日本画展』

2014年2月16日(日)と3月15日(土)、横須賀美術館で標記展覧会を観ました。あと1、2回は観たい展覧会です。

本展覧会の会期は2014年2月8日(土)~4月13日(日)です。
以下、当時の冊子等がすでに撤去されており、確認ができないため、私の記憶で書きます。もしかしたら思い違いがあるかも知れません。

横須賀美術館では企画展を年間に6回開催します。
2012年度末頃、2013年度の年間予定が示されたとき、企画展は5回しか予定されておらず、2、3月は空白になっていました。そのため2013年度の年間パスポートも従来の年度より安価だったように記憶しています。
また、常設展は年会に4回開催されるんですが、その第4期として、横須賀美術館所蔵日本画展が組まれていました。

では、企画展の空白期間、横須賀美術館はどうなる予定だったのか。

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『イメージの力 ―国立民族学博物館コレクションにさぐる』

3月 12, 2014 by · Leave a Comment
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『イメージの力 ―国立民族学博物館コレクションにさぐる』

『イメージの力 ―国立民族学博物館コレクションにさぐる』

2014年3月8日(土)、国立新美術館で標記展覧会を観ました。

「みんぱく」の愛称で知られる国立民族学博物館の収蔵品であるところの民族学的あるいは民俗学的資料の数々を、大阪に行かずとも六本木で観ることができるという。しかもその展示物が妖怪クラスタ的には見逃せないものであるらしいという。
そんなわけで、私としては割と会期早い時期に行ってきた次第。

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『日本美術院再興100年 特別展 世紀の日本画』(後期)

3月 11, 2014 by · Leave a Comment
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『日本美術院再興100年 特別展 世紀の日本画』(後期)

『日本美術院再興100年 特別展 世紀の日本画』(後期)

2014年3月8日(土)、東京都美術館で標記展覧会を観ました。

院展の再興から100年に渡る数々の名品を総覧する本展覧会は、前後期で展示作品すべてを展示替えという大規模なものです。
前期は2月1日(土)に観てきたわけですが、今回はその後期の話。なお、後期の会期は2014年3月1日(土)~4月1日(火)です。

印象深かった作品について徒然なるままに。

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