『フェルディナント・ホドラー展』

2014 / 11 / 07 by · Leave a Comment
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『フェルディナント・ホドラー展』

『フェルディナント・ホドラー展』

2014年11月3日(月)、国立西洋美術館で標記展覧会を観ました。

第3章のリズミカルな絵画群は面白かったですね。やはり《オイリュトミー》が印象的。
ホドラーが編み出した「パラレリズム(平行主義)」というのは、なかなか興味深いですね。でもこの概念は、絵画よりも写真や映像向きだなぁと強く感じた次第。「パラレリズム(平行主義)」についての説明を読んで、まず思い起こしたのは、このユニクロの CM。

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『手塚治虫の美女画展』

2014 / 11 / 06 by · Leave a Comment
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『手塚治虫の美女画展』

『手塚治虫の美女画展』

2014年11月3日(月)、吉祥寺のGALLERY KAI標記展覧会を観ました。
会期は2014年11月3日(月)~9日(日)の1週間。

手塚治虫先生というと、世間的にはヒューマニズム溢れる文部省推薦的作品を描いてきたマンガ家という評価なのではないでしょうか。
しかし、彼はスポ根以外のありとあらゆるジャンルを描いた作家であり、人間の暗部をこれでもかと見せつけてくれる鬱マンガや、暗い性を扱ったエロティックなマンガなども描いています。
てゆーか、何気ないコマの中でもけっこうエロい描写があると思いませんか皆さん。

「ブラック・ジャック」「七色いんこ」「ブッダ」「ドン・ドラキュラ」「どろろ」「火の鳥」などなど。
好きな作品を挙げてると切りがないないんですが、個人的嗜好としては鬱やエロの方が好きでして、そっち系のオレ的手塚作品ベスト3は「人間昆虫記」「奇子」「I.L.」。
他にも「ばるぼら」とか「MW」とか…… おっと、やっぱり切りがない。

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『だまし絵Ⅱ ―進化するだまし絵―』

2014 / 09 / 24 by · Leave a Comment
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『だまし絵Ⅱ ―進化するだまし絵―』

『だまし絵Ⅱ ―進化するだまし絵―』

2014年9月19日(金)、Bunkamura ザ・ミュージアムで標記展覧会を観ました。会期は2014年8月9日(土)~10月5日(日)。

正直、アルチンボルド《司書》の豪華一点主義な展覧会だとばかり思っていましたが、なかなかどうして、よい意味で意表を突かれました。

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『江戸妖怪大図鑑(第3部 妖術使い編)』

2014 / 09 / 17 by · Leave a Comment
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『江戸妖怪大図鑑(第3部 妖術使い編)』

『江戸妖怪大図鑑(第3部 妖術使い編)』

2014年9月12日(金)、太田記念美術館で標記展覧会を観ました。

2014年7月1日(火)から3期に渡って開催されてきた本展覧会。化け物編幽霊編と続いて、今回は最終章・妖術使い編の話です。今期の開催期間は2014年8月30日(土)~9月25日(木)。

講談や読本、活劇等でおなじみの世間を鬧がす魔人・妖人が勢揃い。
妖怪大図鑑に妖術使いを含めるってのは、ちょっとどうかと思わないでもないですが、まぁ幻想世界のキャラクターってことで。

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『種村季弘の眼 迷宮の美術家たち』

2014 / 09 / 16 by · Leave a Comment
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『種村季弘の眼 迷宮の美術家たち』

『種村季弘の眼 迷宮の美術家たち』

2014年9月12日(金)、板橋区立美術館で標記展覧会を観ました。

本展覧会は、澁澤龍彦と並んで、錬金術、魔術、吸血鬼、エロティシズム、アナクロニズム、ペテン師等、西洋文明の異端や暗黒面を日本に紹介した文学者・種村季弘の、直筆原稿や著書といった著述活動にかかわるアイテムや、彼が愛した美術作品を堪能できるものです。

澁澤龍彦と種村季弘。いずれも河出文庫にその著作が多く収録されています(ただし種村著作は多くが品切・重版未定)。
しかし、私、澁澤龍彦は文庫オリジナル編集もの以外はたいてい読みましたが、種村季弘は全然読んだことなくって、本展でその謦咳に触れる機会をいただいた次第。

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