『美術にぶるっ! 第1部 MOMAT コレクションスペシャル』

1月 12, 2013 by · Leave a Comment
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『美術にぶるっ! 第1部 MOMAT コレクションスペシャル』

『美術にぶるっ! 第1部 MOMAT コレクションスペシャル』

その展覧会の会期は2012年10月16日(火)~2013年1月14日(月)。行かねば行かねばと思いつつ、やっと年も明けた2013年1月5日(土)に行ってきました標記展覧会。またまた滑り込みの鑑賞です。

で、二部構成になっているこの展覧会のうち、本稿はその第1部について。

東近美は4階から2階で常設展がおこなわれていますが、今回は開設60周年を記念して常設フロアを大改装、そして60年間に収集した選りすぐりの名品ばかりを展示するという。そんなとてもゴージャスな展覧会が『第1部 MOMAT コレクションスペシャル』なわけです。
もうすべこべ言わずに観ろ、って感じですよねこの圧倒感。なので、今回の展示品で惹かれたもののご紹介にとどめます。

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『没後30年 朝井閑右衛門展』

12月 22, 2012 by · Leave a Comment
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『没後30年 朝井閑右衛門展』

『没後30年 朝井閑右衛門展』

今年は横須賀美術館が開館して5年目で、それを記念してけっこう力が入ってます。そんな企画展のひとつである標記展覧会を、前期分を2012年12月2日(日)に、後期分を2012年12月16日(日)に観てきました。会期は2012年11月3日(土)~12月25日(火)。

まず展覧会の内容に触れる前に一言申し述べたい。

「遅すぎる!」

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『もうひとつの川村清雄展』

11月 26, 2012 by · Leave a Comment
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『もうひとつの川村清雄展』

『もうひとつの川村清雄展』

両国で『維新の洋画家-川村清雄』を観たら、もう居ても立ってもいられなくなり、山手線でみると正反対に近い場所になる目黒駅に向かいました。

なぜ目黒か。

これまた TL で仕入れた情報ですが、目黒区美術館で2012年10月20日(土)~2012年12月16日(日)の会期で標記展覧会が開催されているからです。

題名のとおり、こちらでも川村清雄作品が展示されています。

両国の展覧会では、川村清雄の画業のみならず、その経歴の紹介にも力が注がれており、絵画作品の他、家系に関するアイテムや留学に係る書状、留学時に得た表彰状などの展示で、その人となりが概観できるようになっていました。

そして、両国では一切触れられていなかったように思うんですが、川村清雄という人は油彩画家であるとともに、装丁家として活躍した人でもあったという。目黒の展覧会は、その装丁家としての川村清雄の仕事も紹介されています。

つまり両国と目黒の両方を観ることで、川村清雄という人の業績を、複眼的というか立体的と言うか、より深く理解することができる構成になっているわけですね。目黒区美術館グッジョブ!

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『維新の洋画家 -川村清雄』

11月 26, 2012 by · Leave a Comment
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『維新の洋画家 -川村清雄』

『維新の洋画家 -川村清雄』

2012年11月23日(金)、江戸東京博物館に標記展覧会を観に行きました。

当初、あまり興味がなかった本展ですが、Twitter の TL でずいぶん評判が良かったのと、日曜美術館アートシーンで紹介されていたのを見て、これはちょっと観といた方がいいかも、と考え直した次第。
で、実際に訪れてみて、観といて良かったと切実に感じました。日本にはスゴイ画家がいたんですねぇ。

突拍子もないと思われるかも知れませんが、展示された数々の絵を観ていて、スチームパンクを想起しました。
あり得たかも知れない日本油彩画の未来を観た、とでも言いますか。

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『百花繚乱 女性の情景』

9月 28, 2012 by · Leave a Comment
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『百花繚乱 女性の情景』

『百花繚乱 女性の情景』

2012年9月22日(土)に、横須賀美術館で標記展覧会を観てきました。
会期は2012年9月15日(土)~10月21日(日)。

美術のモチーフと女性は切っても切れません。
やはり西洋絵画における裸婦がその代表でしょうが、はるか太古の土器時代に豊穣・多産を祈るため女性像が作られたりしているように、女性の美は、人間の創作における永遠のテーマです。

この展覧会では、日本近現代美術において、女性がどのように美術に描かれてきたのかということが、4つのテーマで展示されています。

第1章は、文学や歌舞伎、歴史上の女性などを描いた「物語、歴史にみる女性」。
第2章は、日本近現代の特徴的な女性像といえばやはりこれ「モダンガール」。
第3章は、画家にとってのファム・ファタルに視点を求めた「画家とモデル」
第4章は、現代に生きる女性表現を多様なメディアで紹介する「現代と女性」。

展示作品は主に日本画。その他に洋画や写真、ポスター。そして明治から大正にかけて発刊された各種女性誌、また作品や作家周辺の情報を知ることができる美術誌などで構成されています。

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