『顔は宇宙だ。』
2011年6月12日(日)、川崎市岡本太郎美術館、渋谷駅「明日の神話」、と来て、オレ的岡本太郎デーの最後は、渋谷パルコファクトリーで行われている標記展覧会です。会期は2011年5月20日(金)~6月20日(月)。
場所が場所なんでミニミニ展示会です。観覧料も300円とミニミニ価格。
会場は三つに仕切られていて、第1展示室は「眼」、第2展示室は「顔」、第3展示室は「宇宙」と章立てられています。
明日の神話
岡本太郎先生は常々、芸術は大衆のためにある、というポリシーから公共空間に置かれるパブリックアートの作成に力を入れていたとか。そんな岡本先生の最後のパブリックアートがこの「明日の神話」なわけですね。
設置場所は渋谷マークシティの JR 渋谷駅と京王井の頭線渋谷駅とを結ぶ連絡通路とのことですが、京王井の頭線なんてまず使うことがないので、今まで見たことなかったんです。今回、川崎市岡本太郎美術館から渋谷パルコへ行くのに、向ヶ丘遊園から小田急線を使い、下北沢で井の頭線に乗り換えて渋谷へ行く、というルートが一番素直なものだったので、ちょうど良かった。
『生誕100年「人間・岡本太郎」展(前期)』
今年は岡本太郎先生の生誕100年に当たる年であり、それを記念して展覧会が企画されているのは皆さんご案内のとおり。TARO100祭なんていうサイトもできてます。
先だっては国立近代美術館でおこなわれた『生誕100年 岡本太郎展』という展覧会を見ましたが、2011年6月12日(日)は川崎の生田緑地にある川崎市岡本太郎美術館で標記展覧会を見てきました。
本展覧会は前期と後期に分れており、前期は岡本太郎と実際に会い、活動をともにした人たちを、後期は岡本太郎の影響を受け、岡本太郎の精神を継承する人たちを中心とした展示がなされるとのこと。見たのは前期分で会期は2011年4月16日(土)~7月3日(日)です。
『逆柱いみり個展 歩く水泡眼』
2011年6月9日(木)の展覧会巡り、最後は新橋から表参道へ場所を移します。
南青山にビリケン商会という店があるんだそうです。怪獣のソフビ人形を主に扱っている店らしい。私その手のものに興味ないので初めて知ったんですが、ここではミニ展示会が定期的に開催されているとのことで、2011年6月4日(金)~15日(水)の日程で、標記展覧会が開催されています。
この個展を知るきっかけは Twitter 上の TL で見たツイートです。フォローすべきはステキ情報をたくさん書き込んでくださる人だなぁ、そういう人を大勢フォローした Twitter は強力な情報入手源だなぁ、という思いを新たにしました。自分も人の役に立つツイートをするよう努力したいものです。
『あるべきようわ 三嶋りつ惠展』
ポーラミュージアムアネックスの次は、資生堂ギャラリーにて、2011年4月12日(水)~6月19日(日)の会期でおこなわれている標記展覧会について。
展示されているのはガラスを素材としたオブジェです。透明な素材っていいですよね。光に煌くさまは実に美しい。
表面が滑らかなもの。
凸面を昆虫の複眼のように嵌めこんだもの。
お好み焼きにかけるマヨネーズよろしく細長いガラスの線が表面に縦横無尽に走っているもの。
どのような方法か知らないけどガサガサさせたもの。
それぞれの質感によって光の反射具合が変化して、それがまた面白いです。