『楊洲周延《東錦昼夜競》 ―歴史・伝説・妖怪譚』

12月 15, 2012 by · Leave a Comment
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『楊洲周延《東錦昼夜競》 ―歴史・伝説・妖怪譚』

『楊洲周延《東錦昼夜競》 ―歴史・伝説・妖怪譚』

私不勉強で、楊洲周延という絵師を去年まで知らなかったんですが、国芳門下で、芳年と同年輩の、幕末から明治にかけて活躍した浮世絵師とのこと。

今年はその周延の没後100年だそうで、平木浮世絵美術館や砂子の里記念館などでも回顧展が開催されていたのは知っていました。でもピンクとかオレンジとか水色とかの色使いが好みではなかったのでスルーを決め込んでたんですわ。

しかしサブタイトルに妖怪の文字が躍る本展覧会だけは行かずばなるまい、ってなわけで、2012年12月12日(水)に太田記念美術館へ行きました。会期は2012年12月1日(土)~2012年12月20日(日)ってことで、これまた滑り込み状態での鑑賞でした。

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『空想動物の世界展』

11月 5, 2012 by · Leave a Comment
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『空想動物の世界展』

『空想動物の世界展』


2012年11月3日(土)、池袋サンシャインシティにある古代オリエント博物館標記展覧会を観ました。会期は2012年9月15日(土)~11月11日(日)。

本展は、この古代オリエント博物館と滋賀県にある MIHO MUSEUM の共同主催とのこと。そう言や、MIHO MUSEUM でそんなタイトルの展覧会がやってたっけかなぁ。調べたら2012年7月7日(土)~8月19日(日)の会期で開催されてました。

MIHO MUSEUM と言えば、現在は『土偶・コスモス』(会期:2012年9月1日~12月9日)という展覧会を開催してることからも察せられるとおり古代遺物系美術館。
そして、古代オリエント博物館はその名のとおり、メソポタミア(バビロニアやシュメールなど)といった西アジア古代文明の遺物を中心に扱う博物館。
この強力なタッグによる展覧会ともなれば、古代史萌えとしてはかなり気になるところですが、さらに空想動物を核にした古代神話についての展覧会ときては、町の神話好きとしても外せないわけです。

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『お伽草子』

10月 15, 2012 by · Leave a Comment
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『お伽草子』

『お伽草子』


2012年10月8日(月)に、サントリー美術館の標記展覧会を観ました。

年代物の絵巻物という性格上、その展示にはかなりの制限が課せられることでしょう。そのため、かつて日本には物語があふれていた、とカタログ的に数多くの物語を紹介するというコンセプトになったものと思われます。そしてそれは、限られた条件内でベストを尽くしたものだ、ということは理解しているつもりです。
しかしその結果として、それぞれの物語の紹介が細切れになり、各物語のストーリー全体がつかみにくかったように思えます。その点で個人的にはモヤモヤする展覧会でした。

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『幽霊図・妖怪画 ~異形のものたち~』

8月 30, 2012 by · Leave a Comment
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河鍋暁斎記念美術館

河鍋暁斎記念美術館

毎年、夏になると美術館や博物館では、幽霊や妖怪といった異形のモノを題材にした展覧会が多く開催されます。

今夏は、福岡市立博物館で開催中の『幽霊・妖怪画大全集』(会期:2012年6月30日~9月2日)が、お化け好きにはチョーやばい。
YKI48総選挙もかなりヤバいけど、出品作品がツボを押さえた素敵ラインナップでこれまたやばい。
神奈川から福岡まで遠征しようか迷ったけれど、Twitter の TL で、なんと来夏、本展覧会が横浜そごう美術館で開催されることが決まったという、萌え過ぎる情報を入手したので1年間モヤモヤしながら待ち続けようと思う。
福岡では160点もの作品が展示されているそうだけど、そごう美術館の広さを考えると、すべて展示できるか否か微妙な気もする。規模縮小されるのかなぁ、と危惧もしたり。

それはさておき。

幕末から明治にかけて活躍した日本が誇る天才絵師・河鍋暁斎
種々様々なものを描いた暁斎ですが、その中でも幽霊や妖怪、おどろ、残酷などの画題は、暁斎を特徴づけるものです。

埼玉県蕨市にある河鍋暁斎記念美術館では、2012年7月1日(日)~8月25日(土)の会期で、標記展覧会がおこなわれていました。一部展示替えがあるということでしたので、7月21日(土)と8月24日(金)に観てきた次第。

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『マックス・エルンスト-フィギュア×スケープ』

6月 5, 2012 by · Leave a Comment
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『マックス・エルンスト-フィギュア×スケープ』

『マックス・エルンスト-フィギュア×スケープ』

横浜美術館で標記展覧会を見てきました。
会期が2012年4月7日(土)~6月24日(日)の本展覧会は、前期・後期で入れ替わる作品があるとのことだったので、2012年5月16日(水)に前期分を、2012年6月2日(土)に後期分を見た次第。

本展覧会は横浜美術館愛知県美術館宇都宮美術館の3館共同企画とのこと。
横浜を皮切りに、愛知では2012年7月13日(金)~9月9日(日)、宇都宮では2012年10月28日(日)~12月16日(日)の会期で開催されるらしいです。

横浜美術館は「ダリとシュルレアリスムの部屋」と名付けた常設展示室を設けるほどシュルレアリスムに力を入れていて、エルンストのコラージュロマン原画もいくつか収蔵してますが、愛知県美や宇都宮美もシュルレアリスム作品の収蔵に力を入れていたんですかね。その割に本展の展示作品ではむしろ岡崎市美術館が目立ってますが。

ところで、私はしばしば水木しげるマンガの元ネタの話としてエルンストについて触れてきましたが、今回もやっぱりソレな話。

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