『アートでふれる、うつの心と軌跡展』

『アートでふれる、うつの心と軌跡展』
先日ネットを逍遥していたら、渋谷ヒカリエ・ホールBで、標記展覧会が開催されるという情報を入手しました。
この展覧会は、精神医学に芸術を導入した世界で最初の活動拠点であるオーストラリアのダックス・センターが所蔵する15,000点以上の膨大なコレクションの中から、うつ病患者5人が描いた31点の絵画作品を展示するものとのこと。
会期は2013年7月8日(月)~7月11日(金)と超短期。
アウトサイダー・アートは気になるジャンル、でも会期は平日のみかー、仕事終わってから渋谷は時間的にムリめだなー、休み取れないしー、と思いつつ、記事を読み進めたら、最終日以外は21時まで開場とのこと。それならなんとかなる、ってんで2013年7月10日(水)、仕事を終えてから、渋谷まで足を伸ばしました。
『空想の建築 ―ピラネージから野又穫へ―』

『空想の建築 ―ピラネージから野又穫へ―』
2013年5月11日(土)、町田市立国際版画美術館で標記展覧会を観ました。会期は2013年4月13日(土)~6月16日(日)。
考古学的調査で得られた学術的情報に、描き手の想像力を加えて描かれた古代エジプト建築。
版画「牢獄」シリーズのピラネージが、かくあるべしと描いた理想都市としてのローマ。
あるいは、ルネサンスから近代、そして現代の、版画によって表現されたいろいろな建築物や都市。
版画のみならず、油彩画や立体表現までも加えた展示物により、現実には存在しない幻想的な建造物の世界で心を遊ばせる展覧会です。
『北斎と暁斎 ―奇想の漫画』

『北斎と暁斎 ―奇想の漫画』
2013年5月3日(金)は太田記念美術館で標記展覧会を観ました。
会期は、2013年4月27日(土)~6月26日(水)で、うち前期が4月27日(土)~5月26日(日)が、後期が5月31日(金)~6月26日(水)の2期構成です。
江戸の天才絵師「葛飾北斎」、幕末の天才絵師「河鍋暁斎」。このふたりの幅広い画業の中でも、本展では絵本に着目しています。北斎は「北斎漫画」、暁斎は「暁斎漫画」「暁斎酔画」「暁斎鈍画」といった絵本を描いていますが、そういった絵本を始め、いろいろな作品から、描写力とユーモアの側面について見てみよう、というのがこの展覧会の趣旨とのこと。
基本的に、太田記念美術館と河鍋暁斎記念美術館が所蔵する作品で構成されています。本家本元の河鍋暁斎記念美術館による全面バックアップですから、これはもう期待に胸膨らむわけですよ。
最初の畳張りの肉筆コーナーに暁斎「風神雷神図」という掛軸が展示されているんですが、これでもうテンション上がる上がる!
そして町の妖怪好き的には絶対見逃せないアイテムが2階で光り輝いていました。
『ルーベンス 栄光のアントワープ工房と原点のイタリア』

『ルーベンス 栄光のアントワープ工房と原点のイタリア』
Bunkamura ザ・ミュージアムで2013年3月9日(土)~4月21日(日)の会期で行われている標記展覧会を初日に観ました。意外と混んでおらず、スムースに鑑賞できました。
「パトラッシュ、ボクはとっても眠いんだ」
現代日本における働き盛り世代周辺の人々にとって、ルーベンスというとやはり「フランダースの犬」じゃあないでしょうか。
借家を追い出されたネロとパトラッシュは、寒さをしのぐため入り込んだアントワープ大聖堂で、たまたま緞帳が上がっていたため、常日頃は観覧料を払えず見ることが叶わなかったルーベンスの「キリスト昇架」と「キリスト降架」を見ることができ、そのまま天に召されました。
一方、我々はというと、本展覧会でネロが見た絵を観ることは叶いません。まぁ教会祭壇画ですからねー。日本で開催される展覧会で見られるわけないわな。とは言っても「キリスト降架」については版画バージョンの作品が展示されており、ネロの死の間際の心に思いを馳せることができます。
『曜変・油滴天目 茶道具名品展』
2013年3月9日(土)は静嘉堂文庫美術館で標記展覧会を観てきました。
三菱財閥の岩﨑彌之助・小彌太父子による茶道具コレクションが堪能できるすばらしい展覧会。大名物である茶入「付藻茄子」「松本茄子(紹鴎茄子)」をはじめとする茶入れや数々の碗が楽しめます。とりわけタイトルに挙げられている2つの碗は見惚れてしまいますよ。

